ジャパンラグビートップリーグ2021第4節
3月21日(日) 12:10
NECグリーンロケッツ - 日野レッドドルフィンズ
秩父宮ラグビー場
3月13日、落雷によって中止となっていた試合の代替試合。
雷はなかったものの、この日の天気も嵐
雨でボールが滑ってパスやラインアウトのキャッチが難しかったと思います。ぬかるんだ地面でスクラムも大変。強い風でキックのコントロールも難しかったはずです。
前半は 0-0 。
キックオフから数分間はNECがラインアウト、モールで日野陣内を攻めましたが、10分過ぎから前半終了まではほとんど日野が攻め、NEC陣内でプレーが行われていました。
日野⑨ブル選手、⑦堀江選手がそれぞれボールを持ってインゴールに入りましたが、どちらもノックオンでした。
両チーム無得点でも激しい体のぶつけ合いで、観ていて面白かったです
後半も日野が積極的に攻めます。
後半7分、NEC陣内22mライン過ぎで日野のラインアウト→モールでゴールライン7・8m手前まで進み→ラック→⑨ブル選手→⑧ラトゥ選手→④モリ選手のトライ
0-7
12分、NEC②佐藤選手がハイタックルでシンビン、10分間の退場となります。
21分と23分、NECが日野陣内深くでラインアウトのチャンスが2度ありましたが、どちらも失敗。チャンスを活かせませんでした。
34分、日野陣内22mライン手前でNECのラインアウト→モール→ゴールライン際でラックをくり返し→⑩グッド選手から(23)ケラウェイ選手へのパスを日野⑭ペニー選手がインテンショナルノックオン。認定トライさらに日野⑭ペニー選手はシンビン、10分間の退場となります。
7-7
試合終了間際、日野がアタックし続けます。
40分、NEC陣内22mラインでNECのペナルティー。後半2本、ペナルティーゴールを失敗していた日野⑩クリップス選手の替わりに(22)田邊選手がキッカー。早稲田大学の頃から秩父宮ラグビー場で何本もプレースキックを決めてきた(22)田邊選手。足場が悪くても、風が強くても、プレッシャーのかかる場面でも、見事成功
NECグリーンロケッツ 7-10 日野レッドドルフィンズ
この試合でトップリーグ100試合出場の日野⑧ニリ・ラトゥ選手がマン・オブ・ザ・マッチ
38歳でフル出場80分間激しいプレーを続けました
⑧ラトゥ選手の活躍で日野は今季初勝利
NECが負けてしまってとってもとっても残念ですが、⑧ラトゥ選手のトップリーグ100capのうち91capがNEC所属で出場なので、NEC戦で⑧ラトゥ選手が100capとなったことがとっても嬉しいです
花束贈呈は、元NECのチームメイトで現在は日野の箕内拓郎ヘッドコーチ
さらにNEC⑮吉廣選手からNECジャージもプレゼントも
ジャージにはNECの選手の手書きのメッセージがありました
嵐も、さよならゴールも、全て⑧ラトゥ選手のためにあったような気さえしました。カッコイイ