第100回全国高校ラグビー大会準決勝
今日の2試合も、選手皆さんの精一杯のプレーに息をするのも忘れるくらいでした
皆さん大人びていて、ずいぶん年下なはずなのに憧れと尊敬の目で見てしまいます
第1試合
京都成章 24 - 21 東福岡
まず、一昨日の準々決勝で右肩を負傷して退場し、試合後三角巾で腕をつっていた東福岡⑮坂本選手がスタメンにいてびっくりしました袖からちらりとテーピングが見えましたが、すごい精神力です
前半8分、福岡陣内ゴールライン際で京都成章のラックから④本橋選手がFW2人のサポートを受けながらインゴールへなだれ込むようにトライ
7-0
13分、京都陣内深くで東福岡のラインアウト→モール→モールから②村尾選手が持ち出してラック→ゴールライン際ラック数回→(21)八尋選手がラックサイドへトライ
7-7
22分、京都陣内深くまで東福岡が攻め、①宮内選手がインゴールへ・・・ダブルモーションのペナルティーでトライならず。
28分、ハーフウェーラインで京都成章のラインアウト→BKへ展開→⑭中川選手が22mライン手前からハンドオフを入れてトライ
12-7
30分、京都成章がパスをつないで福岡陣内を攻め、⑨宮尾選手がインゴールへ・・・惜しくもノックオン。
前半 京都成章 12-7 東福岡
後半5分、福岡陣内深く左サイドで京都成章のスクラム→右へ展開→右サイドから再び左へ→⑩大島選手がゴール前からキックパス→左サイドで⑪倉田選手がキャッチしてトライ
17-7
16分、京都陣内ゴールライン際で東福岡のラックの連続攻撃→⑦大西選手がラックサイドへトライ
17-14
20分、京都成章⑫辻選手、ぺなるるティーゴール失敗。
23分、福岡陣内深くで東福岡のラックで京都成章がターンオーバー→⑨宮尾選手→⑦四宮選手のトライ
24-14
27分、東福岡⑭西端選手が福岡陣内から京都陣内深くまで突破→ラック→ゴール前ラック→③本田選手のトライ
24-21
3点差となり、さらに攻める東福岡。
後半31分、福岡陣内深くで東福岡ボールのスクラム→⑭西端選手が京都陣内22mライン付近まで突破しますが、京都成章⑮小林選手がタックルしてタッチに出してノーサイド
タイトな日程の中でギリギリの戦いをしてきた東福岡は⑮坂本選手が右肩と左大腿にテーピング、④田島選手は前半2分に左肩を負傷(プレーに戻ります)、⑧茨木選手が前半11分に左膝を負傷して退場と、体力的に厳しかったようです。
それでも精一杯戦い抜いて、3位の表彰式では⑤永住主将は爽やかで清々しくて潔かったですグラウンドを出るときの長めの礼が印象的でした
京都成章は、行くところは行く、引くところは引く、チーム全体で同じ意識で戦っているように感じました。
テレビでは何を言っているかはっきりとは聞き取れませんが、京都⑨宮尾選手はその表情から絶対ポジティブな声掛けをしているなって伝わってきました。ガッツあふれるSH。俺についてこいオーラがあります
第2試合
大阪朝高 12 - 40 桐蔭学園
大阪朝高のジャージも、試合前の気合いの入った円陣も大好きです
前半1分、大阪朝高⑩金侑悟選手がペナルティーゴール失敗。
11分、朝高陣内22mライン左サイドでボールもらった桐蔭学園⑤青木選手がハンドオフを2回しながらサイドを駆け抜けてトライ
0-5
15分、桐蔭陣内深くで大阪朝高のラインアウト→モール→⑨李錦寿選手がモールから持ち出してトライ
7-5
23分、桐蔭学園⑬秋濱選手がハーフウェーラインからステップでディフェンスを4人かわして走ってトライ
7-12
25分、大阪朝高が桐蔭陣内深くまで攻めますが、桐蔭学園⑧佐藤主将のジャッカル
30分、桐蔭陣内深くで桐蔭のラック。大阪朝高がターンオーバー→パスをつないで→ラック→⑨李選手→⑩金選手のトライ
前半 大阪朝高 12-12 桐蔭学園
後半3分、桐蔭学園が速いパスをつないで⑮矢崎選手のトライ
12-19
6分、桐蔭学園が速いパスをつないで⑤青木選手のトライ
12-26
21分、桐蔭学園⑭今野選手がペナルティーゴール失敗。
23分、朝高陣内22mライン手前から桐蔭学園⑩中選手のキックパス→22mラインでワンバウンドして⑮矢崎選手がキャッチしてトライ
12-33
25分~29分、大阪朝高が桐蔭陣内を攻めますが、桐蔭守り切ります。
30分、桐蔭陣内22mラインで桐蔭学園のスクラム→⑧佐藤主将が持ち出して10mラインまで突破しキック→朝高陣内22mラインまでボールは転がりチャンスを作り→⑩中選手のキックパス→子らがるボールを⑮矢崎選手が拾ってトライ
12-40
桐蔭学園の強さが際立った試合でした。落ち着いて自分たちのラグビーをしている感じです。
特に後半3分と6分のトライはボールも選手もよく動いて、朝高ディフェンスをどんどん下げて、あの畳みかける勢いはすごかったです
桐蔭⑧佐藤主将は強さと柔らかさの両方を兼ねそろえています。そして器用
大阪朝高は3回目のベスト4で初の決勝進出はなりませんでしたが、3位に胸を張ってほしいです
決勝は1月9日(土)
14:05キックオフです
京都成章(京都府) - 桐蔭学園(神奈川県)
京都成章は初優勝、桐蔭学園は3度目の優勝を目指します