第100回高校ラグビー大会準決勝
4試合全ておもしろい試合になると思っていましたが、その期待と予想を超える素晴らしい試合ばかりで、感動の一日でした
高校生のラグビー、レベルが高すぎます
第1試合
流通経済大柏 10 - 14 大阪朝鮮高
ものすごい激しいブレイクダウン肉弾戦
ロースコアでとにかく体をぶつけ合って、ブレイクダウンターンオーバーを繰り返す、こういう試合大好きですしびれました
しかも終盤4点差で、15分以上流経大柏が朝高陣内深くを攻め続けて、大阪朝高が必至のディフェンス
ロスタイム2分過ぎて、朝高陣内ゴールラインから5m手前で流経大柏ボールのスクラム。大阪朝高が押してターンオーバーして、タッチへ蹴り出してノーサイドかと思ったら、試合が続いて・・・その後39分までゴールラインぎりぎりで大阪朝高が踏ん張りました
ノーサイド直後、両チームの選手が泣いていました
第2試合
桐蔭学園 50 - 7 御所実業
前半26-7で折り返した後、ここまで差がつくとは思っていませんでした。桐蔭強いどこからでもトライが取れる攻撃です。
桐蔭⑧佐藤主将のディフェンスは、昨日の早稲田大学⑧丸尾主将のようでした
御所実業の竹田監督が定年を迎えるということで、この試合で最後かと悲しい気持ちになっていたら、教師としては定年ですが監督はこれからも続けられるそうで、一転、嬉しくなりました
これからも素晴らしい人間力の選手を育てていただきたいです
第3試合
京都成章 14 - 3 中部大春日丘
前半14-0で折り返して後半、春日丘が激しいブレイクダウンで京都成章に得点許しませんでしたが、得点は後半3分のペナルティーゴールのみ。
京都成章⑨宮尾選手は運動量豊富で素早くFWにBKにボールを供給。どこが怪我ぎみ?という動きでした準決勝も期待しています。
第4試合
東海大大阪仰星 21 - 21 東福岡
ものすごい試合でした。他の3試合もそうですが、この試合が特に高校生同士とは思えないレベルの高い試合でした。
前半13分に仰星が先制トライ。前半終了間際に東福岡が追いついて、7-7で折り返し。
後半6分、7分に東福岡が連続トライで7-21。7分のトライでプレースキッカーの⑮坂本選手がたぶん右肩脱臼で負傷交代。
後半15分、20分に仰星の連続トライで21-21の同点
ロスタイムが18分間もあって、しかもそのほとんどを東福岡が攻めて仰星がディフェンス。後半36分にキックパスで東(25)西端選手のトライかと思ったら、ノーボールタックル?オブストラクション?のペナルティー。顔色一つ変えることなくプレーに戻った東福岡の皆さん、素晴らしかったです
精一杯攻めて、精一杯守って、ペナルティーで試合が止まることが少ない試合でした
抽選で東福岡が準決勝進出となりましたが、東海大仰星も今大会NO1と言ってもいいくらい強いチームでした。
準決勝
1月5日(火)
12:45 京都成章 - 東福岡
14:30 大阪朝高 - 桐蔭学園
最後になりましたが、箱根駅伝の駒澤大学にも最後まで諦めないことの大切さを教えてもらいました
総合優勝おめでとうございます
創価大学、往路優勝おめでとうございます
青山学院大学、復路優勝おめでとうございます
良いお正月になりました