先週水曜日に続いて、HDD録画の整理を少ししました
まず「為末大が読み解く!勝利のセオリー」。2013年9月に放送された「エディー・ジョーンズ ラグビー日本代表ヘッドコーチ」の回でした
次に「ザ・データマン」。2014年に放送された「“90度革命”進化するスクラムで世界へ挑むラグビー日本代表」の回でした
どちらも当時のエディー・ジョーンズHCがラグビー日本代表を強くするためにどう考え何を強化したかがテーマでした。
はじめに一番大切なのが「日本人の強みを知る」こと。
大きな体の外国人選手のラグビーを真似しても勝てない。小さな体を活かして低いスクラム、低いタックルを磨く。パスを繋ぐのが得意なのでスモールスペースを活かしてボールをよく動かす。
まさに“JAPAN WAY”です
録画はしていませんでしたが、12月7日に放送された「逆転人生」でも、エディーJAPANでメンタルコーチを務めたスポーツ心理学者の荒木香織さんが示していた『心を鍛える10か条』。
①家族、友人、同僚との友好な関係性を重視する
②自分自身を理解する
③現実的な目標を掲げ、大義を確認する
④成果や良かったことを確認する
⑤グレーゾーンを受け入れる
⑥大げさに反応することをやめる
⑦とにかく前向きにアクションを起こす
⑧人生を長い目で見る
⑨楽観的に物事をとらえる練習をする
⑩機転を利かせる
私が一番難しいと思うのが②番の「自分自身を理解する」です。
難しいですよね
エディーさんも日本人を理解した上での戦術。荒木さんも。
ラグビーを好きになって、ラグビー選手のインタビューを読んだり聞いたり、選手とお話する中で、自分をちゃんと理解している人が多いことに驚きましたこれもラグビーの魅力の一つです
この選手はなぜこんなに自分の置かれている立場を正しく認知しているんだろう、と感じることが多々あるんです。チームメイトからの自分、チームスタッフからの自分、ファンからの自分を絶妙にわかっている選手が多いです。
報道番組のスポーツコーナーで大畑大介さんが、五郎丸選手がトップリーグ開幕前に引退の意向を発表したことを、「自分の日本ラグビー界への影響をしっかり理解しての発表。その人格にあっぱれ」とおっしゃっていました。
すごいなぁ引っ込み過ぎず、出しゃばり過ぎず。
私はこれまでの人生で、自分の自分への評価より周囲の自分への評価の方が高いと感じることが何度もありました。
それで期待に応えようと頑張って成功したことも、自分で理解していないからチャンスを逃したこともあります。
で、今度は調子に乗り過ぎて失敗するこんな経験も何度もあります。
自分を理解するって本当に難しいです。
ヒントを得るために荒木さんの本を読んで勉強します