関東大学対抗戦
早稲田大学 - 帝京大学
11:30 秩父宮ラグビー場
前々年度は大学選手権準決勝敗退、前年度は大学選手権三回戦敗退となっていた帝京大学。今シーズンは9連覇中の強さが戻ってきているという事前の評判と、帝京FB奥村選手が「早稲田をボコボコにする」というネットニュースを読んで、正直怖いなぁと思っていました
でも、早稲田は冷静でかつアグレッシブでした
キックオフから積極的に早稲田が攻めて、帝京陣内でのプレーが続きます。
前半6分、帝京陣内深くで早稲田ボールのスクラム。FW1人平均8kg以上重い帝京に対して早稲田がスクラムを押して、帝京のペナルティー。
早稲田がスクラムを選択。
前半8分、そのスクラムが崩れかけたところで早稲田⑧丸尾主将がボールを持ち出し→⑫平井選手のトライ早稲田先制
7-0
10分、早稲田陣内22mラインを過ぎたところで帝京ボールのスクラム。帝京はBKに展開してゴール前に迫りますが、早稲田⑪古賀選手がタックルして⑬長田選手がジャッカル
13分、早稲田陣内、⑫平井選手のタックルで帝京のペナルティー→帝京陣内ハーフウェーラインと10mラインの間(左サイド)で早稲田のラインアウト→⑨小西選手→⑩吉村選手→⑬長田選手→⑭槇選手→右サイドで⑦村田選手がトライ
12-0
17分、帝京がラインアウトからBKに展開して攻め、さらに②江良選手や⑧奥井選手の突破などで早稲田陣内ゴール前までボールを運び、ラックから帝京⑩高本選手→⑫押川選手のトライ。
12-7
23分、帝京のモールが早稲田陣内ゴールラインを越えますが、早稲田ディフェンスが粘ってグラウンディングさせません
このプレーで早稲田陣内ゴールラインから5m手前で早稲田ボールのスクラムとなり、帝京が押して早稲田のペナルティー。帝京ボールのスクラムとなり、
24分、帝京⑧奥井選手のスクラムトライ。
12-14
28分、帝京が早稲田陣内深くのラインアウトからモールで進み、ゴールライン際でラック数回→帝京⑥トンガタマ選手がラックサイドをついてトライ。
12-19
36分、帝京陣内深くで早稲田のラインアウト→早稲田⑥坪郷選手のモールトライ
前半 早稲田大 19-19 帝京大
後半もペースを落とさずでも熱くなり過ぎず、“やるべきことをやる”という感じの早稲田。
後半13分、帝京陣内で早稲田のラック→⑨小西選手→⑫平井選手→⑮南選手がタックルを受けながら左手ワンハンドで右側へワンバウンドパス→⑬長田選手のトライ
26-19
16分、パスをつないで攻める早稲田。⑩吉村選手→⑬長田選手→⑮南選手→⑭槇選手のトライ右端からのキックでしたが、⑩吉村選手がゴール成功
33-19
20分、早稲田陣内深くで帝京のラインアウト→モール→帝京②江良選手→⑨土永選手→⑪尾﨑選手のトライ。
33-24
24分、帝京陣内ゴールラインから5m手前で早稲田のラインアウト→モール→⑥坪郷選手のトライこちらも右端でしたが、⑩吉村選手がゴール成功
40-24
34分、早稲田陣内深くで帝京のラインアウト→帝京がモールで進みますが、早稲田が守り切ります
36分、早稲田陣内右サイドで早稲田のラインアウト→BKへ展開→帝京陣内ハーフウェーラインと10mラインの間左サイドでボールをもらった⑪古賀選手がそのままゴールラインまで走ってトライ
45-24
42分、早稲田陣内で早稲田がペナルティー→帝京⑨土永選手がタップキックでクイックリスタート→BKでパスをつないで→(22)杉原選手のトライ。
早稲田大学 45 - 29 帝京大学
早稲田強いナイスゲーム
マン・オブ・ザ・マッチは早稲田大学⑥坪郷智輝選手
タックルにトライに大活躍
高校は野球部で大学1年からラグビーを始めて、今日が初めての対抗戦、初めての秩父宮ラグビー場、初めての帝京大戦でやってくれました
この試合の解説の藤島大さんが、秋に早稲田の関係者から坪郷選手は「霊長類タックル科」と言われていたと話ていました。カッコイイ称号です
坪郷選手のお兄さん坪郷勇輝選手もCTBとして早稲田で活躍。勇輝選手もハードタックラーでした
しつこいディフェンスから当時の後藤監督に「ゴキブリセンター」と言われていました。お兄さんもカッコイイ称号です
ちなみに勇輝選手が4年生のときスタメンで出場した帝京大学戦(2013年)は、31-40で負けました★
(18)阿部対我選手と(23)河瀬諒介選手が今シーズン初出場
シーズン終盤に向けてどんどん強くなっていきます