11月21日(水)のBSN新潟放送のニュースで、新潟食糧農業大学ラグビー部が紹介されていました
今年4月に創部したばかりの食農大ラグビー部
「日本一の名将が率いる『日本一を目指せない』ラグビー部」と自ら呼んでいるそうです。
このブログでも何度か書かせていただきましたが、“日本一の名将”とは、東福岡高校ラグビー部の監督時代、何度も全国優勝している谷崎重幸監督です
部員18人は全て1年生。
全国から花園出場選手や合同チームの選手が集まって、中には大学からラグビーを始めた選手もいるそうです。
練習の様子は、笑顔で溢れていました
ホームページの雰囲気も自由な感じです
谷崎監督は就任会見で「やるからには1部に上がって、大学選手権に出られるチームを目指したい」とおっしゃっていました。
チームは関東大学リーグ5部からスタート。
毎年順調に昇格しても4年間で2部までしか上がれないので、今の1年生は在学中に日本一にはなれないのです。
なので「日本一になれないラグビー部」。
キャプテンは桐生第一高校で花園に出場したLO/NO8石川智也選手
元日本代表CTB、霜村誠一監督が育てた選手です
高校卒業とともにラグビーをやめようと思っていたところ、谷崎監督に声をかけられて、「めちゃくちゃ嬉しくて、すごい監督なので。『行きたい』って親に言ったらいかせてくれた。(谷崎監督に)教えてもらっていると考えるともう『え?』って思っちゃう。楽しくて。」と石川選手。純粋ですね
関東大学リーグ5部ももうすぐ開幕するそうです
「5部、4部、3部、2部と上がっていくのが面白い。4年間公式戦を全部違うチームとする。面白い4年間だと思う。」と谷崎監督。
さらに、「日本一を目指せないのは、あくまで『今は』です。未来の日本一に向けた挑戦はここから始まる。」と、谷崎監督らしい前向きな言葉に私も勇気をもらいました
コロナ禍で関東遠征をやめている私たち姉妹。
新潟県内は感染者がだいぶ少ないので、そのうち練習見学が可能になったら、食農大を観に行ったり、何か差し入れをしたりしたいね、と話しています