横浜DeNAベイスターズのアスレティックトレーナー林さんの記事を読みました
男性スタッフには“男性”と付かないのに、女性スタッフには“女性”とついてしまう。そうならない世の中にそろそろ・・・と思います。
それはさておき、この林さんの挑戦は本当にすごいです尊敬します
私もNATAの資格を取りたくて、専門学校のトレーナー学科卒業した後、1年研究科に残りました。学校も協力してくれて、試験を受けるアメリカの大学も決まっていました。
でも、当時学生トレーナーとしてついていたチームの監督に「いてくれないと困る。留学ならサッカー関係でヨーロッパに行かせてやる。」と引き止められ、アメリカ留学という大きな挑戦から逃げて楽な道を選択してしまいました。とは言え、チームに残った道もかなり茨の道でしたが(笑)
結局そのヨーロッパ留学の話も流れてしまい、今でも留学したかったなぁと思う気持ちもありますが、あの時の選択と今の自分に後悔はありません
私が新潟アルビレックスBCのトレーナーをやらせてもらうきっかけも、林さんのように球団に自分からアピールしたことでした。
整骨院に来ていた選手から、当時専属の学生トレーナーが実習に来ているだけで専属トレーナーがいない、ということを聞いて、専属では無理でも何か協力できないか、とトレーナーを募集していたわけでもないのに、封筒の宛名に「アルビレックスベースボールクラブ 採用係御中」と書いて、履歴書と志望理由を書いた手紙を勝手に送りました
今シーズン、アルビレックスの試合に見学に来ていた学生トレーナーの中に、男性チームのトレーナーをやりたいけど採用が難しそう、と悩んでいた女子学生がいました。
私は「前例がないなら初の女性トレーナーを目指せばいい」と背中を押しました
やってやれないことはないと思います。
私は学生トレーナーから今まで、サッカー10シーズン、ラグビー2シーズン、野球6シーズンをトレーナーとして経験しています。
ラグビー以外は、ずっと男性多数の中に女性1人でした。
でも、私の外見と性格が幸いして(笑)、スタッフや選手から女性として意識されることはありません。だからとっても仕事がしやすいです。そして、今まで職場で女性差別を感じたことがありません。
テレビのニュースを見ているとまだまだ女性蔑視の問題が根強い社会の中で、私はとても運がいいと思います
プロ野球やJリーグなどの現場でもっとたくさんの女性が活躍するといいなあと思います
横浜DeNAは、球団社長も女性ですね。しかも新潟県出身です。とても誇りに思っています
男性の良さと女性の良さが融合して、良いチーム、良い会社、良い社会になれがいいなと思います
私は愛する地元で、旧越路町、長岡市、新潟県のスポーツの発展にもっと協力していきたいです