先月末に発売された早稲田大学ラグビー部・相良南海夫監督の著書『早稲田ラグビー 最強のプロセス』、ものすごくものすごく感動します
読んでいて想いが溢れて書きたいことがたくさんあるので、1章ずつ分けて感想文を書きます
相良監督が昨年度のSH齋藤主将とFL幸重副将と肩を組んで「荒ぶる」を歌っている写真、素敵です
相良監督の前任、山下大悟監督時代の早稲田ラグビー部の変化、私が感じていたことと相良監督が感じていたことが同じでした。
もちろん山下監督も大好きでしたし、良いところもたくさんありました。でも、変えてほしくない部分が変わっていくような気がしていました。
早稲田ラグビーファンになってまだ十数年の私が生意気かもしれませんが、相良監督の改革で、そうこういう早稲田が観たかったの
という試合が増えました
ジャージもそうです。伝統のアカクロに戻って、ちゃんとした襟もつきました
リクルートやトレーニング、食事面の改善など山下前監督の残してくれた財産と、相良監督が早稲田ラグビー部として変えたくない伝統や部員全員の一体感、この融合で素晴らしいチームが作られていると思います
監督の打診を受けた当時、三菱重工相模原の法人営業部部長で、早稲田大学でフルタイムで指導するために会社の方々の協力、強い後押しがあって、しかもしの協力してくださった方々が明治大学OBの方だったそうです
早明の友情、明治OBの方々の男気、ラグビーの絆、相良監督の人柄、本当に感動します
相良監督が心がけていることの一つ。
「指示を出すとき、この考えでよいのかと一旦は自問自答する。自分が逆の立場だったらどう感じるかということも考えた。学生に対しては、ジェネレーション・ギャップを受け入れ、無理押しはしない。権力のある立場になれば、わがままも通るため、周囲が見えなくなる。」
私も日ごろ心がけようと思います
アスリートに必要な自己節制についても、勉強になりました。
数年前から仕事中に少し違和感を感じていたこと、スッキリ答えが出ました
「切り替え」と「判断力」が大切です
高校ラグビーの全国大会で試合を観たり記事を読んだり、J SPORTSの特集番組を観たりして、御所実業ラグビー部・竹田寛行先生の人柄、指導に感銘を受けていましたが、相良監督のお話でさらに竹田先生への憧れが強くなりました
お会いしてみたいです。