昨日記事にした2009-2010年の高校ラグビー
準優勝の桐蔭学園でFB松島幸太朗選手と同じくらいのスピードで走って、ディフェンスを置き去りにしてトライを取っていたWTB竹中祥選手。
翌年の2010-2011年の大会では、同じ東福岡と桐蔭学園の決勝戦で引き分けとなり、両校優勝となりました。その大会でも、WTB竹中選手は大活躍しました
同じく2年連続でSOとして活躍した小倉順平選手との記事が、9月4日ラグビーリパブリックに掲載されていました。
桐蔭学園を卒業後、竹中選手は筑波大学に進学して、その後NECグリーンロケッツに入団。
小倉選手は早稲田大学に進学して、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスに入団しました。
竹中選手は今年4月、戦力外を通告されました。NEC在籍5年目でした。そして6月にNECを退社。
竹中選手のTwitterでも、5月に発売されたラグビーマガジン7月号の記事でも、現役続行を望んでいるようだったので、次はどこのチームでプレーするのかなぁと楽しみにしていました
でも、竹中選手を必要としてくれるチームが見つからず・・・引退を考えていた6月、小倉選手からの電話で状況が一転したそうです
小倉選手は、サンウルブズに挑戦するためにNTTコムを退団し、新型コロナウイルス感染拡大の影響でサンウルブズがシーズン途中で終了してしまった後、キヤノンイーグルスへの移籍が発表されていました。
その小倉選手が自身の代理人に相談して、竹中選手の日野レッドドルフィンズへの入団が決定。8月31日に正式に発表がありました
今まで怪我で十分なプレーができていなかっただけで、まだまだ何チームかから誘いを受けているはずと思っていた私は、ラグビーリパブリックで日野に入るまでの経緯を知ってびっくりしました
引退しなくて良かったです
桐蔭学園を卒業後、2人のマッチアップは大学1年生の対抗戦だけということも知ってびっくり
しかも、33年ぶりに筑波大学が早稲田大学に勝ったあの試合です2011年10月23日、ケーズデンキスタジアム水戸で行われ、7-21で早稲田が敗れたあの試合です
私はスタンドで観ていました
小倉選手は後半はじめからSOとして出場し、WTB竹中選手はスタメン・フル出場。
ラグビーリパブリックに載せられている、笑顔の2人が肩を組んでいる写真、素敵ですね
これからトップリーグの日野vsキヤノンで、2人のマッチアップが観られるのを楽しみにしています