いや~大興奮です
すごい試合でした
ニュージーランドで行われた
North(北島選抜チーム) - South(南島選抜チーム)
の試合をテレビ観戦しました
生まれた場所や現在の所属チームでなく、選手が最初にプレーしたクラブでチーム分けをしたので、兄弟でもチームが違ったり、スーパーラグビーで普段一緒のチームでプレーしている選手が相手チームにいたりしていました。
この試合は、メンバーは豪華でスター選手ばかりですが、オールスターのようなイベント的な試合ではなく、ニュージーランド代表の選考を兼ねたトライアルマッチだったので、勝負に拘った真剣勝負でした
白熱し過ぎて、途中、両チームの選手が掴み合うシーンも
ニュージーランドの北島vs南島の試合は、1897年~1986年には毎年行われていて、その後1995年、2012年、そして2020年に行われました。
この試合はニュージーランド代表選出のためだけでなく、新型コロナウイルス感染拡大の状況を打開する意味もあったそうです
無観客で行われましたが、きっとニュージーランドではテレビの視聴率は100%近かったのではないでしょうか
2012年に行われたときには私はもうラグビーファンだったのにこの試合の存在を全く知らなくて、不思議に思っていたら、日本で中継されるのは今年が初めてなんだそうです
北島チームは上下ブラック、南島チームは上下ホワイトのジャージ。北島メンバーの代表キャップ合計は480、南島は312で、両チームともにまだ代表キャップのない選手もいて、その選手が今後代表に選ばれるかにも注目です。
新しいニュージーランド代表キャプテンを務めるFLサム・ケイン選手は怪我のため試合には出ず、北島のウォーター係をしていました
両チームともオフロードパスの連続で、1プレー1プレーに「おおっ」「おおぉっ
」と声が出ました。
パスの精度、走るスピード、アタックのバリエーションの多さ、ラックでのターンオーバー、タックルの激しさ、ディフェンスの粘り、全てがものすごい高いレベルでした
まさにオールブラックスvsオールブラックス
北島のキッカーは、⑩B・バレット選手ではなく、⑮マッケンジー選手でした。
南島のキッカーは、⑩モウンガ選手ではなく⑮J・バレット選手でした。
2人とも素晴らしい成功率でした
前半2分、北島⑩B・バレット選手がディフェンスの間を抜く見事なグラバーキック→ちょうどいいバウンドで⑬R・イオアネ選手がキャッチして先制トライ。⑩B・バレット選手のキックにしびれました
前半30分、ゴールライン手前、左サイドでパスをもらった南島⑮J・バレット選手がタックルを受けながら右手を伸ばしてギリギリで取ったトライ。頭からディフェンスに突っ込んでいって取り切って、その強さにしびれました
これから数年、バレット兄弟がオールブラックスを引っ張っていきますね
はじめから終わりまで得点は僅差で、最後の最後、80分を過ぎてからの逆転ドラマに感動
35-31で北島がリードしていて、北島のペナルティーから南島がラインアウト→BKも入ったモールで北島陣内深くまで攻め、ラックから南島(22)J・イオアネ選手がライナー性のキックパス→⑭ジョーダン選手がキャッチして逆転トライ
(22)J・イオアネ選手(25歳)と⑭ジョーダン選手(22歳)はまだ代表キャップのない若い選手なので、これから楽しみです
ミスが全然なくてどんどんパスが繋がって、試合が切れ目なく進んでいったので、80分があっという間に終わりました。
本当にすごい試合でした
ニュージーランド国民のみなさんの反応が知りたいです。想像はつきますが
今日新発見した素敵な選手は、南島(19)マナアキ・セルビーリケット選手
まだ代表キャップはない24歳。200cm、112kg。
顔もスタイルもカッコイイです期待しています
日本でもこういう試合やればいいのになぁと思いました