アナリストとは、幅広いデータや情報を調査・分析して、将来の予測を行うスペシャリスト。

株や金融の分野で生まれた職業だと思います。でも近年、スポーツ界でもチームスタッフとして重要な役割を担っています。

体の小さい日本人アスリートが海外選・チームと戦うのは不利と思われていた時代をもありましたが、日本人の良さを活かしたり相手の弱点を分析したりすることで、オリンピックや世界大会で日本の選手・チームが海外アスリートと対等もしくはそれ以上に戦えるようになっていますアップ

 

つい先日送られてきたJRFUメンバーズクラブ会報誌の「教えてラグビー博士!」のコーナーに、男子15人制日本代表アナリストの浜野俊平さんのラグビーW杯での経験が掲載されています本キラキラ

今号の会報誌に浜野さんの詳しいプロフィールはありませんが、

1994年4月2日、東京生まれ

高校からラグビーを始め、上智大学入学後、上智大ラグビー部のコーチからパフォーマンス分析を学ぶ。

2015年から7人制日本代表、2016年から15人制日本代表に分析アナリストとして携わる。

簡単ですが、浜野さんのプロフィールです。

リオデジャネイロオリンピックの4位もW杯日本大会のベスト8も、浜野さん無しでは成しえなかったかもしれません王冠2

 

今号では、W杯のアイルランド代表戦について書かれています。

「アナリストの役割は練習、試合への準備をするため科学的な数字、映像を用意すること」。

浜野さんは、日本代表とアイルランド代表をそれぞれ分析パソコン

失点、得点、ラインブレイク数、パスの数、キックの数、タックル成功率、1試合あたりのボール・インプレー(プレーしている時間)、ラックを作る回数(ディフェンス側、アタック側)、マイボールキープ時間などをデータ化。

それを映像化してコーチや選手に示して、戦術につなげます映画

気が遠くなるようなお仕事・・・でも、やりがいがあって面白いのでしょうキラキラ

実際の試合で準備通りできたことが、予選プールの中で世界ランキングが一番上のアイルランド代表戦の勝利につながりましたグッド!

すごいお仕事ですキラキラ

 

私がアナリストのお仕事を身近で見たのは、2009年の国体。

私はサッカー成年男子新潟県チームにトレーナーとして帯同していました。

その時のスタッフにコーチ兼アナリストがいました。彼は専門学校の同級生で、現役でプレーしているときから並行してコー^チングの勉強もしていた人です。

大会中、対戦チームの攻撃の傾向と対策を選手にレクチャーしたり、自分たちの攻撃パターンを図化して示したりしていました。

その映像や図とパソコンで作っているのを横で見させてもらうと、パワーポイントなどを使ってあっという間に作っていて感動しました目キラキラ

そのおかげで当時北信越リーグの選手で構成されていた新潟県チームが、JFLの選手で構成されていた府県に次々と勝利して優勝することができましたクラッカー

アナリストのような細かい分析は私にはできないので、私は自分の手と気遣いで勝負筋肉少しは貢献できたと思います。

その後、彼はサッカー女子日本代表のスタッフとなり、2011年W杯優勝に貢献しました!!スゴイビックリマーク

現在はJリーグのチームでコーチとして活躍しています。今でも時々連絡を取りますが、本当に尊敬していますキラキラ同期の星です星

 

私がもっと数字に強かったら、データに強かったりら、ITに強かったら・・・今の私は程遠い(笑)・・・アナリスト、ぜひやってみたお仕事ですキラキラ