ジャパンラグビートップリーグ2019-2020の第7節以降と日本選手権が、新型コロナウィルス感染拡大防止のために中止となり、なんだか煮え切らないシーズンになってしまいました。それでも、退団選手の発表という寂しい時期は例年と変わらずやって来て、今季退団する選手は来季まで現役を延ばしたらいいのに、と思ってしまいます
今日はNECグリーンロケッツの退団・新入団選手について
【 勇退選手 】 出身校・国・年齢 在籍
PR 井村 兼人 (中央大学・25歳) 2017~2019
HO 秋山 哲平 (同志社大・28歳) 2014~2019
LO ジャン・ドロースト(南アフリカ・26歳) 2019
LO サナイラ・ワクァ (フィジー・24歳) 2017~2019
FL ハパクキ・リアヴァイア(ニュージーランド・23歳) 2019
FL サム・ヘンウッド (ニュージーランド・29歳) 2019
SO スティーブン・ドナルド(ニュージーランド・36歳) 2018~2019
SO ティム・オマリー (ニュージーランド・25歳) 2019
CTB アマナキ・サヴィエティ(ニュージーランド・24歳) 2016~2019
WTB 宮前 勇規 (天理大学・29歳) 2013~2019
WTB 竹中 祥 (筑波大学・27歳) 2015~2019
FB ロラギ・ヴィシニア(ニュージーランド・27歳) 2019
日本代表WTB松島幸太朗選手と桐蔭学園で両ウィングとしてトライを量産していたWTB竹中選手。NECでもトライゲッターとして活躍してくれると楽しみにしていましたが、怪我が多く試合出場の機会があまりありませんでした
ラグビーマガジン7月号にインタビューが掲載されています。
NEC在籍5年間で、2年目に腰、3年目に手の親指、5年目に足首と3度も手術を受けました。今年2月に足首を手術して、5月の日本選手権を目指してリハビリをしていたそうです。
でも、今後プレー続行を望んでいて、来季どこかのチームで竹中選手のプレーを観られるかもしれません
【 新入団選手 】
HO 新井 望友 (あらい みゆ)
171cm 92kg
埼玉県出身 深谷高校→東海大学
ジュニアジャパン U20日本代表
深谷高校では主将を務め、高校日本代表にも選ばれています。
望友という名前は、「友達がたくさんできますように」という思いをこめてご両親がつけたそうです。子どもの頃は名前から女の子に間違えられることもあって気にしたこともあったようです。
地道なディフェンス、サポートを心がけたいと意気込みを語っています
同じく新人の本山選手曰く、「周りの目を気にせず、我が道を行くタイプ」だそうです。
LO 山極 大貴 (やまきわ だいき)
198cm 113kg
保善高校→専修大学
U20日本代表スコッド
プロフィールを記入するとき、身長200cmと書いて「おおっ」と驚いて注目してもらおうとも思ったが、嘘はつかず198cmにしたそうです。でもきっとまだ身長は伸びているでしょうから、あと2年くらいすれば本当に200cmになるかも
日本代表でもあるヤマハFLヘルウヴェ選手やNTTコムFLアマナキ・レレイ・マフィ選手にタックルを決めたいそうです
新井選手曰く、「性格的に不器用だが真面目」な選手。
LO 本山 尊 (もとやま たける)
191cm 107cm
大分県出身 大分東明高校→帝京大学
U17日本代表
大学4年生になってレギュラーを掴んだ努力の人。
泥臭く、謙虚なプレーが持ち味。
本山選手が大学1年生のときの4年生でキャプテンだったFL亀井亮依選手が現在NECのキャプテン。亀井選手を尊敬しています
FL アセリ・マシヴォウ
189cm 108kg
フィジー出身 拓殖大学
7人制日本代表トレーニングスコッド
普段は「ヴォウ」と呼ばれているそうです。
「スペースを見つけてアタックを仕掛ける、ワン・オン・ワンに自信がある」そうです。
新井選手曰く、「ヴォウはシャイ」。
プレーはまだ観たことはありませんが、198cm・108kgが仕掛けるアタック、とっても楽しみです
WTB 杉本 悠馬 (すぎもと ゆうま)
178cm 86kg
東京都出身 佐野日大高校→日本大学(副将)
50m6秒1の俊足で、日大が6年ぶりに大学選手権に出場できた立役者の一人です。
ハイボールのキャッチ、ラインブレイクを心がけたいそうです
まだ体が細いのでこれからパワーアップして、NECがトップリーグ上位へ進出する立役者になってほしいです
先日、J SPORTSの「日本ラグビー名勝負」で、2006年の日本選手権決勝、東芝府中vsNECの試合を観ました。
6-6の同点で両チーム優勝となった試合で、内容は熱い熱い死闘でしたどちらも泥臭い、男臭い選手が多くて。
NECは、日本選手権で優勝3回(2002、2004-2005、2005-2006)、マイクロソフトカップ優勝1回(2003-2004)の強豪。
でも、私がグリーンロケッツファンになってからはトップリーグでなかなか勝てず下位争い
新入団選手のみなさん、期待しています