今朝、TBS『サンデーモーニング』のスポーツコーナーに、ラグビー日本代表でキヤノンのSH田中史朗選手がリモート出演していましたテレビ

ちょっと元気はないように感じましたが、変わらぬ優しい笑顔で安心しました。観られて嬉しかったですし、得した気分になりましたニコニコ

関口宏さんの「今一番怖いことははてなマーク」質問に、「自分が感染して、家族や周りの人にうつすこと」と答えていた田中選手。関口さんの質問の意図はたぶん、せっかく日本ラグビーの人気が高まったところで試合ができなくなって人気がまた落ちてしまうのが怖いと答えて欲しかったんだと思います。やっぱり優しい田中選手キラキラ

もう一度「ラグビーで言えば、一番怖いことははてなマーク」と聞き直されて、「ファンの皆さんがラグビー離れしないようにSNSなど発信していこうと思います。」と話していました。

 

“ラグビー離れ”なんてとんでもない!!

 

確かに、生でラグビーを観ない時間がこんなに長いことは今までありませんしょぼん

ラグビーをラグビーを好きになって13年間、私にとってオフシーズンはほとんどありませんでした。

3月に日本選手権が終わってそのシーズンのラグビーが終わって、4月には早稲田大学の入部式で新しいラグビーシーズンが始まります。なので、一年の中でラグビーを観に行かない月はないんですラグビー

でも今は、観に行けない分、ラグビーのことを考える時間が多くなっている気がします。まるで会えない時間が愛を育てるようにラブラブ

 

今日NHKでは、2019年11月30日に放送された『奇跡のレッスン 中学ラグビー』が再放送されましたテレビ

前編「揺るがぬ気持ちで前へビックリマーク」と、

後編「誰かのために何かのためにその思いが人を強くする」

を続けて放送。

 

名古屋市立紙丘中学校ラグビー部を指導したのは、元日本代表の3人。

国代表として世界最多トライ数の大畑大介さん(WTB)、日本代表のW杯連敗を止めたキッカー大西将太郎さん(CTB)、2015年W杯で南アフリカ代表に勝利した畠山健介選手(PR)。豪華!!

指導初日の4日前に3人で作戦会議。大畑さんがBK担当、畠山選手がFW担当、3人の中で唯一コーチ経験のある大西さんがチーム全体を見るという役割分担になりました。さらに、神丘中学校の試合のVTRを観て分析をして、準備に余念がありませんグッド!

 

指導初日。8月の名古屋は猛暑晴れ

神丘中は名古屋市大会でベスト4、県大会優勝まであと一歩という実力で、指導を受けるのは全部員から選ばれた23人。女子選手もいました。中学生は12人制で試合をするそうです。

まず練習を観る3人のコーチ。

おとなしい中学生。練習中、全然声を出しません。一人一人のインタビューでも、「タックルされても倒れない選手になりたい」、「キレキレのステップで、自分でトライを取りきる選手になりたい」と、熱いコメントとは裏腹にボソボソと喋っていましたむっ

3人が指導を始めても、練習中ただコーチの声が聞こえるだけで、選手の声はほとんど聞こえてきませんでした。

それが、2日目(雨)は大西コーチと畠山コーチ。3日目(猛暑)は大西コーチ。4日目は大畑コーチ。5日目は大西コーチと畠山コーチとスペシャルコーチに神戸製鋼SH日和佐篤選手。6日目は大西コーチ。

と、6日連続ではなく少し日があいたときもあったようですが、日が経つにつれて声が出て、選手同士で話し合う時間も増えていきましたアップ

6日目の最後は試合形式の練習で総仕上げ。大西コーチはグラウンドから少し離れたところからただ眺めているだけでした。「前にエディー・ジョーンズから『試合に向けてコーチの存在が薄れていくチームっていうのが本当に強いチーム』って聞いた」と大西コーチ。

一生懸命なコーチと吸収力抜群の中学生、たった6日間でもとてつもない成長を遂げていましたアップアップ

 

最終日は愛知県トップの御田(みた)中学校との練習試合ラグビー

3人のコーチが揃って、そして日和佐スペシャルコーチもグラウンドへ。

御田中は、神丘中が春の大会の準決勝で負けた相手で、愛知県選抜に選ばれている選手が多くいるそうです。体も大きく、態度も自信に満ちています。日本代表でトヨタ自動車のNO8姫野和樹選手の母校。

試合は5-17で敗れてしまいましたが、前半0-12となったハーフタイムでは、コーチが声をかける前に選手同士で修正点を話し合って、勇気あるタックルもたくさんあって、アタックの引き出しもものすごく増えていましたグッド!

何より、初日とは全員の表情が全く変わっていて、皆さんカッコよくなっていましたラブラブ!

 

トップリーガーになりたいという178cm・87cmの伊藤世(せい)くん(2年生)も、野球との両立をやめてラグビー1本でやっていくと決めた中石大翔(ひろと)くんも、キッカーでチームの中心的存在だったのに脊椎分離症で練習ができなくなった松村崇弘(たかひろ)くんも、ほかの部員のみなさんも、4人のコーチの皆さんとの出会いはとっても運命的だったと思いますキラキラ

みんなの夢、叶うと思いますキラキラ

特に世くんと大翔くんは来年以降の花園やその後の大学、トップリーグでプレーを観られると思っています星楽しみ~ドキドキ

 

というわけで、ラグビーの素晴らしさを改めて知って感動した一日でしたラブラブ