なんと

「紫紺の誇り 明大ラグビー部に受け継がれる北島イズム」
早速読みました





間違いなく名著です

1939年から67年間、明治大学ラグビー部の監督を務めた北島忠治さんが貫いた哲学。
勝つためのラグビーではなく、困難から逃げずに立ち向かう、卑怯なことをせすず、正々堂々と生きる、全力を出し切る精神を育てる指導。
この一冊に詰まっています

私は世界一早稲田大学ラグビーが大好きですが、明治大学ラグビー部も応援しています。尊敬しています。その想いが一層強くなりました

早稲田ファンの私でも知っている歴代の明治の選手がとんどん登場して、ワクワクしながら読みました

北島さんが亡くなった1996年に生まれた福田健太主将の代が、22年ぶりに大学選手権で優勝したという、縁というか運命というかこういう巡り合わせ、好きです

しかも北島さん最後の教え子、田中澄憲監督で。でも、この優勝は前監督の丹羽政彦さの徹底的な意識改革があってこそ

そして、注目すべきは第4章「歌劇団たちの誇り」。
この章の主役、土井聡さん

私がラグビーを好きになったはじめの頃から、あるご縁でお世話になっている方。
早明戦では毎年ご挨拶させていただいています。
昨年の大学選手権準決勝で早稲田が明治に負けたときも、明治が優勝したときもメールのやり取りをしました

読んでいて急に目に飛び込んできた知っているお名前にビックリしました



前から尊敬していましたが、この章のエピソードでその尊敬はさらに強くなりました

半端なく、すごい方です

北島忠治さんの故郷は、私が生まれ育ち現在も住んでいる新潟県

ラグビーを好きになる前から、小学生の頃から、テレビで見て知っていました。新潟の誇りです

上越市にあるリージョンプラザ上越に「北島忠治氏メモリアルコーナー」があります。
北島さんの没後20年にあたる2016年に完成して、ずっと行きたいと思いながら未だ実現せずにいます。
今年中に必ず行こうと思います
