

10時30分から開会式

晴れてはいましが、気温10℃で強い冷たい風。
ベンチコートやウインドブレーカーを着ている高校、ファーストジャージの下に長袖のインナーを着ている高校もありましたが、半袖・短パンの高校が何校もあって、選手の皆さんが体調を崩さないか心配になりました。
我らが新潟県代表、新潟工業も半袖・短パンでした。
力むことなくリラックスムードの前年度優勝校・大阪桐蔭(大阪)。
笑顔で行進する今年度3冠を狙う桐蔭学園(神奈川)。
例年通り元気な行進の尾道(広島)。
腕と脚を高く上げている富山第一(富山)。
黒ジャージに全員同じ青のシューズが鮮やかな熊本工業(熊本)。
高校ラグビーの行進は高校野球や高校サッカーよりジャージが色とりどりで華やかです









高鍋(宮崎)・細元亮主将の選手宣誓
「宣誓。ONE TEAM、日本を一つにした言葉。肌の色や文化の違いを越えた団結が、歴史的な偉業を達成する瞬間に私たちは立ち会いました。苦しさを乗り越えた団結は、一人の喜びを何倍も大きなものにします。
世界中の人々を熱くしたラグビーの力をこれからも発信したい。その第一歩を踏み出すため、ラグビーを愛するものの聖地、花園に立っています。ここに立てているのも、保護者、監督、支えてくださった多くの方々、そして今まで戦ってきた仲間たちがいたからです。
多様性に満ちた私たちが真にONE TEAMとなるため私たちは戦います。花園の伝統を継承するとともに新たな歴史を刻み、日本中に勇気と感動を与えることを誓います。」
こんなに長い文章を一度もつまることなく滑らかに語るように宣誓していました

でも、難しい言葉は使わず素直な気持ちの宣誓文だと思います

今日行われた一回戦の結果

玉島(岡山) 0 - 5 浦和(埼玉)
熊本工業(熊本) 14 - 36 関商工(岐阜)

坂出第一(香川) 0 - 29 青森山田(青森)
米子工業(鳥取) 0 - 82 黒沢尻工業(岩手)
高鍋(宮崎) 14 - 26 札幌山の手(南北海道)

長崎北陽台(長崎) 53 - 0 桐生第一(群馬)
大分東明(大分) 35 - 0 飯田(長野)
松山聖陵(愛媛) 38 - 10 旭川龍谷(北北海道)
ほとんどの選手が高校からラグビーを始めた浦和が創部73年、今大会6年ぶり3回目の出場で初勝利



両チーム無得点のまま迎えた後半15分、浦和⑧松永主将のモールトライ、熱かったです

高鍋は前半11分に先制トライを取って、選手宣誓をした⑮細元主将が強い風の中、左端からのゴールを決めたときはイケる!と思いましたが、大型FWの札幌山の手が徐々に試合を優位に進めていきました。高鍋⑧齊藤選手(165cm・70kg)のスピードvs札幌⑧タモエフォラウ選手のパワー(186cm・124kg)はとっても見応えありました

長崎北陽台は、早稲田大学に入学が決まっている⑫岡崎主将が怪我人から復帰。まだ本調子ではないのかもしれませんが、立ち姿がカッコイイです

長崎⑮山口選手がラン、ステップがキレキレで、パス、キックが正確で、いろんなアタックの引き出しを持っていて、判断力抜群でした

桐生第一は元日本代表・パナソニックの霜村監督のもと、ディフェンスがよく鍛えられていて、点差より見応えのある試合でした

大分東明⑧ブル選手(193cm・115kg)は破壊力抜群

でも、日本人選手も体格が良く突破力があって、総合力が高いチームだと思いました。
⑧ブル選手も⑬ナホ選手も試合中チームプレーに徹していますし、開会式では声を出して腕をよく振って行進したり、じっとして来賓の挨拶を聞いていたりしている姿を見て、きっと白田監督が優しく温かく人情深い方なんだろうなぁと思いました

明日は、第2グラウンド12時40分、
新潟工業(新潟) - 城東(徳島)
大注目ですっ


