昨日はルートインBCリーグ、新潟アルビレックスBCの試合のサポートでした。
対戦相手は福島レッド―ホープス。新発田市五十公野(いじみの)公園野球場で18:00プレーボールでした。
13:30からスタッフ、選手で球場の設営→14:15からミーティングとウォーミングアップ→15:00から場バッティング練習と猛暑の中、選手は体調管理が大変です
アルビの先発⑰中西投手は調子が悪いとは感じませんでしたが、初回いきなり4本のヒットを打たれてしまいました。でも、福島の走塁ミスに助けられて1失点のみ。
すぐ1回裏に福島のエラーもありアルビはヒット1本で同点に追い付いて、さらに5番⑥宮沢選手の内野安打で逆転
野球って怖い、野球って面白い、って思いました。
6回裏には1アウト1塁で6番(51)菊地選手のツーベースヒットで追加点
アルビは守備でもファインプレー福島に得点を与えませんでした。
2回表から⑰中西投手はテンポが良くなり、7回途中に1点取られて降板。さらに続いたピンチを(48)カノ投手が抑えました
8回は⑱前川投手、9回⑫海老塚投手とつないで1点差を守り切って勝利
新潟アルビレックスBC 3-2 福島レッドホープス
今日の試合は絶対勝とうという気持ちがいつも以上に強かったです。
それは、②稲葉大樹(ひろき)野手コーチ兼任選手が5回裏にレフト前ヒットを打って、BCリーグ通算900安打を達成したからです
在籍13年目、34歳。
BCリーグはNPBより試合数が半分なので、単純計算でNPBなら1800安打。しかもリーグ設立当初はもっと試合数が少なかったので2000本安打と同じ価値があるかもしれません名球界入りです。
②稲葉選手は記録もすごいですが、野球に取り組む姿勢も素晴らしく、チームの誰よりも練習していて、選手のみんなはもちろん監督、スタッフからも尊敬されています
私も②稲葉選手というすごい選手に出会えて、トレーナーとしても人としてもとっても幸せです。貴重な出会いです
30歳を超えてからは「数字を目標にすると精神的にきつい」ので、1年、1年、頑張っていますが、やっぱり1000安打を達成してもらいたいです
試合後、②稲葉野手コーチ兼任選手と
泥だらけのユニホームも素敵です
昨日は試合前、試合中にケアを受ける選手がいつもより多く、私は途中から“ランナーズハイ”ならず“マッサージハイ”みたいになっていました
普段あまりケアを受けない選手が肩の張りを訴えて、マッサージとストレッチをして「(いつもと違うことをして)これで暴投とかしないでね(笑)」とジョーダンを言っていたら、ファインプレー連発試合後「肩がハマってる感じでした~
」と笑っていました。
もちろん、「暴投しないでね」なんて言ったら本当に暴投してしまうかもしれないタイプの選手にはこんなことは言いません。この選手なら大丈夫
水分補給や栄養補給に気をつけたり、こまめに体を冷やしたりしていても、昨日の試合後、頭痛や吐き気を感じる選手が何人かいました。
まだまだ暑い日が続きます。選手もサポーターの皆さんも、水分やミネラルを摂取して涼しいところで休むようにして、熱中症に気をつけてください。それでも体がきついときは絶対無理をしないでください