スーパーラグビー2019 ROUND18
ヒトコムサンウルブズ ― ジャガーズ
レギュラーシーズン最終戦は、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われました。
キックオフからサンウルブズのアタックが2分以上続きましたが、ジャガーズのタックルがしっかり決まっていて、ジャガーズ陣内10mライン付近を行ったり来たりでした。
その後、サンウルブズのペナルティーが続き、サンウルブズ陣内でプレーする時間が増えていきます。
7分、サンウルブズ陣内22mラインでジャガーズのラインアウト→モールでサンウルブズ陣内深くまで進み、サンウルブズのペナルティー。
8分、サンウルブズ陣内深くでジャガーズのラインアウト→モール→BKへまわしたところで、サンウルブズ⑨ブース選手がボールを奪ってピンチを脱します。
10分、ジャガーズがトライを決めて先制。
0-7
サンウルブズのアタックの場面が何度かありましたが、その度にジャガーズの堅いディフェンスでサンウルブズのノットリリースザボールとなり、チャンスを活かせません。
27分、ジャガーズのアタック→サンウルブズ陣内10mライン付近でサンウルブズ③オドネル選手がインターセプト→⑭ファンデンヒーファー選手が突破しショートパントキック→自らキャッチしてトライ
5-7
32分、サンウルブズ陣内10mライン付近でサンウルブズ②ベラ選手から⑪サウマキ選手へのパスをインターセプトされ、トライを奪われます。
5-14
36分、ジャガーズ陣内22mラインでサンウルブズのラインアウト→BKへ展開→⑦松橋選手の突破とオフロードパス→⑮マシレワ選手のトライ
10-14
40分、サンウルブズ陣内深くでジャガーズのアタック。⑮マシレワ選手がジャガーズのパスをインテンショナルノックオン。ペナルティートライとなり、さらに⑮マシレワ選手はシンビン。10分間の退場。
前半 サンウルブズ 10-21 ジャガーズ
後半はじめから一人少ないサンウルブズ。
後半55秒、サンウルブズ陣内10mラインでジャガーズのラインアウト→走るようなモールで22mライン付近まで進み→②番の選手が持ち出してトライ。
10-26
5分、サンウルブズ陣内深くでジャガーズのラインアウト→モールでインゴールまで入りますがノックオンでトライならず。
7分、前半37分から②ベラ選手に替わって入っていた(16)ブレグバゼ選手が負傷退場し、サンウルブズはHO不在。スクラムはノンコンテストとなります。
わざとノンコンテストにしないように、FW一人減らすというルールがあるようで、⑤ロウ選手が退いて、一列目が①三上選手・③オドネル選手・(18)浅原選手のPR3人となります。この時点でサンウルブズは13人。⑮マシレワ選手が戻っても、最後まで14人で戦うことになってしまいました。
サンウルブズのラインアウトはPR(18)浅原選手がスローインしていました。
一人少ない分スペースをつかれ、15分、20分、23分、33分と連続トライを奪われました。
ヒトコムサンウルブズ 10 ― 52 ジャガーズ
最終戦も残念な結果となってしまいました
サンウルブズは2勝14敗。15チーム中15位。厳しいシーズンでした
サンウルブズと同じ2016年にスーパーラグビーに参加したジャガーズは、全体の2位、南アフリカカンファレンス1位で2年連続プレーオフ進出。全員アルゼンチン出身選手で年々強くなっているジャガーズ、素晴らしいです。
多国籍のサンウルブズも良いと思いますが、もっと強化がちゃんとしていれば・・・。
サンウルブズのシーズンが終了して、メンバーの中の日本代表選手はこれから宮崎合宿に合流します
気持ちを切り替えて、W杯に向けて集中期待しています