第98回全国高校ラグビー大会決勝
大阪桐蔭(大阪第1) 26 - 24 桐蔭学園(神奈川)
大阪桐蔭初優勝
素晴らしい試合でした感動
少々硬さはあったものの、FWの強い大阪桐蔭がスクラムを起点に攻めて、
7分、⑮友井選手、13分、⑩嘉納選手のトライで大阪桐蔭がリードします。
12-0
桐蔭学園も攻めますが、大阪桐蔭のタックルが良くノックオンでチャンスをものにできない時間が続きました。
それでも徐々に攻撃のテンポが出てきて、
22分、大阪桐蔭陣内深くで桐蔭学園のラインアウトから①床田選手のトライ、25分、③鈴木選手のトライで同点に追いつきます。
12-12
さらに桐蔭学園は自陣深くからパスをまわして攻め、⑪佐々木選手のトライで勝ち越し。
前半 大阪桐蔭 12-17 桐蔭学園
後半もFWで突進していく大阪桐蔭。
後半7分、①三島選手のトライで逆転。
19-17
17分、大阪桐蔭が流れの中でモールを形成し、⑥奥井選手のトライ。
26-17
28分、⑨小西主将のトライで2点差に追い上げ、さらに攻める桐蔭学園。最後の最後、大阪桐蔭⑫高本選手のタックルでノックオン。
ノーサイド。
両チーム4トライずつ、勝敗はゴール成功数で決まりました。この差、桐蔭学園は本当に悔しかったと思います
でも、優勝に対しての執念は昨年準優勝だった大阪桐蔭の方が上だったのかもしれません。
大阪桐蔭⑬松山主将の気迫は特に凄かったです
そして、今大会ものすごく目立ったのは⑥奥井選手。大きくて強くて器用で本当に魅力的ですFWなのに攻撃のオプションをたくさん持っています
来年もまた花園でプレーしてくれるのを楽しみにしています。
桐蔭学園⑨小西主将は表彰式の間、グッと涙をこらえていて、バックスタンドに挨拶に行って記念撮影するときにこらえきれずに泣いていました。素晴らしいキャプテンです。春から早稲田大学でもそのリーダーシップを発揮していほしいです
⑪佐々木隼選手は、早稲田大学WTB佐々木尚選手(4年)の弟さん。お兄さんと同じく足が速く、何度もチャンスを作って仲間のトライに繋げたり、自らトライを取ったり大活躍でしたでも、卒業後は慶應義塾大学
早稲田ではありません
両チームとも、FWが良く動いてパススキルもありましたし、FWは速い上に強くて、どちらも高校日本一にふさわしいチームでした