第100回全国高校野球選手権大会決勝
大阪桐蔭(北大阪) 13 - 2 金足農業(秋田)
大阪桐蔭、優勝おめでとうございます
史上初、2度目の春夏連覇、おめでとうございます
9回表2アウト、金足農業7番⑨菊地(彪)選手の打球がライトへポーンと上がったのを見て、大阪桐蔭⑨青地選手のグラブに入るまでの間、金足農業が負けることより、この試合、この大会が終わってしまうことがとーーーっても寂しいと感じましたまだ終わらないで~
って。
今大会で金足農業エース吉田投手がマウンドで投げたのは881球。秋田県大会から数えると1500球以上です。
昨日も書きましたが、ピッチングやフィールディングだけでなく、笑顔や仲間を励ますときや気合いの入った表情や全力で走る姿や所作全てがカッコ良くて、ここ数年もう高校球児にときめく年齢ではないと思っていた私の心をぐゎっしり掴まれました
吉田投手がみんなを引っ張って甲子園に来て、甲子園ではみんなが吉田投手を支えるチームになっていたと思います
1回裏、大阪桐蔭4番⑧藤原選手の打席では、藤原選手も吉田投手も対戦を楽しんでいるかのようで、1球1球嬉しそうな2人の表情を見てゾクゾクしました
大阪桐蔭の連打を浴び、ホームランを打たれ、疲労と落胆を隠せない吉田投手でしたが、6回からマウンドに上がった⑤打川選手の調子が上がってくると笑顔が戻ってきて、ライトの守備につく足取りも軽やかになっていたように見えました
最終回、ベンチで⑤打川選手、④菅原選手、①吉田投手が肩を組んで、笑顔でバッターに声をかける姿、とっても素敵でした
試合終了のサイレンが鳴って、吉田投手の涙に私も泣き、
両チームが向かい合って挨拶した後に大阪桐蔭の選手が次々に吉田投手に声をかけに行っているのを見て感動してさらに泣き、
アルプススタンドに挨拶した後の大阪桐蔭⑤中川主将の涙を見てもっと泣きました。
なんて素敵な2チームなんでしょう
なんて素敵な決勝戦なんでしょう
なんて素敵な大会なんでしょう
私が高校野球を大好きになった大会で、大阪桐蔭が初出場初優勝しました
あのときも、たしか13得点だったような・・・。
あれから26年、大阪桐蔭は今日で6回目の優勝です。本当に強い
しかもただ強いだけでなく、マナーも良く、相手チームへの配慮も忘れず、思いやりのあるチームです。
西谷監督の「最高のチーム、本物のチームを作ろう。最強のチームになろう。」という言葉そのもののチームです
9回表、守備につく大阪桐蔭ナイン一人一人を映していったとき、苦しい一年を乗り越えてここまで来たんだろうなぁって思って泣きそうになりました。
私の母校以外で、校歌を歌えるのは大阪桐蔭と慶応。優勝の校歌をテレビの前で私も一緒に歌わせたいただきました
⑧藤原選手の大ファンの妹は仕事中で試合は観れませんでしたが、大喜びです一緒にテレビ観戦できたら、もっと堪能できただろうなぁ。
100回大会、NHKやテレビ朝日や様々なメディアの術中にまんまとはまり、開会式前から例年に増して注目していた今大会。最高の16日間でした
選手のみなさんも応援団のみなさんも暑さとの戦いが本当に厳しかったと思いますお疲れ様でした。
高校球児のみなさんには、諦めないことの大切さを改めて教えていただきまいした
レジェンド始球式も様々なドラマに繋がって、記念大会にふさわしい心に強く残る大会となりました
この大会の締めくくり、『熱闘甲子園』が楽しみです