昨日NHKで放送された『ラガーマンは釜石に夢を見る』、とっても感動しました
釜石でラグビーを愛する2人のラガーマンの特集でした。
まずは、今シーズン、46歳で現役を引退した釜石シーウェイブスLO伊藤剛臣選手。
引退を発表した直後の試合、中部電力戦で④番で出場し、80分間プレーしましたその試合で、伊藤選手はトライも決めたのですが、チームメイトが駆け寄ると「みんなのトライ、みんなのトライ」と何度も言っていました
試合後のインタビューでは「引退するときは泣かないと決めていた」と言いながらも、最後は言葉につまって「ラグビーを愛しています」と絞り出すように言っていました
夜、行きつけの商店でビールを買って商店内の飲めるスペースで若手メンバーと飲む伊藤選手一緒に飲んでいたのは、キャプテンのNO8須田康夫選手、元キャプテンのFL佐伯悠選手、早稲田大学出身のNO8中野裕太選手。「タケさん(伊藤選手)がいるうちに(トップリーグに)上がりたかった」と若手選手が言うと、「お前らに託す」と伊藤選手。どのくらいの時間語っていたかはわかりませんが、テーブルの上の缶の数がすごかったです(笑)
今シーズン最後の試合、大阪府警戦はメンバー外。それでも練習で最後までグラウンドで体を張ってプレーする伊藤選手。そしてシーウェイブスはしっかり勝利し、トップチャレンジリーグ残留を決めました。
試合後チームの皆さんがTAKEOMI Tシャツ(背番号は8)を着ると、伊藤選手は「知らなかったよ~」と照れ笑い。そして、胴上げ。伊藤選手は8回宙に舞いました
2人目は2019年ラグビーW杯の試合会場となる釜石のスタジアムの建設に携わっている石山次郎さん。
新日鉄釜石のV7時代のPR、①番でプレーしていた方です。
現役時代は寡黙だったそうですが、今は『スクラム釜石』として発信していく立場。東京のノーサイドクラブで開催される“釜石ナイト”でも、マイクを手にして熱く語っていらっしゃいました。
この“釜石ナイト”、私も参加してみたいと思いつつなかなか日程が合わず、まだ一度も参加できていません。この番組の中で放送されていた“釜石ナイト”では、今までのラグビーのイベントでもお見かけしたことがある熱いラグビーファンの方の顔がちらほら・・・
現役を引退して以降プレーからは遠ざかっていた石山さんでしたが、今クラブチームでラグビーをしているそうです。「自分では気づかなかったけど、プレーしてみると自分のことを知っている人がたくさんいた」とおっしゃっていました。V7の選手ですからね
お二人の話を聞いていて、やっぱりラグビーっていいなぁ、熱いなぁ、素敵だなぁと思いました
これから日本全国でラグビーを好きな人が増えていくことと、2019年に日本で行われるラグビーW杯が成功することを願っています