昨日、新潟県ではラグビーの全国高校大会県大会決勝が行われました。
新潟工業 14 - 7 開志国際
新潟工業、14年連続42度目の栄冠
おめでとうございます
胴上げでは、樋口監督が14回宙に舞ったそうです
創部3年目の開志国際、オーストラリア出身選手を中心に毎年強くなっている印象ですが、まだ新潟工業の壁は厚いだろうと予想していました。ところが、14-7の結果を知って、試合を観たいと思って、夜中2:00からの放送を観ました
昨日の新潟市陸上競技場は強風が舞っていました。
前半、風下の新工。タッチキックが風に戻されたシーンもありました。
例年より体格が小さい新工に比べ、開志は106kgの③今井選手をはじめ体がとても大きかったです。FWの一人平均は新工が84.6kg、開志が90.8kg。開志⑧リーディ選手、⑬クワーク選手は新工の選手に比べると大学生みたいでした。
その体格差もあって、ブレイクダウンは開志が優勢。新工が自陣に釘付けになる時間帯もありました。
新工といえば日本の高校トップクラスのモールでしたが、開志はモールのディフェンスに入らず、モールを形成させない作戦で新工の武器を使わせませんでした。
前半無得点のままロスタイムに入り、35分、新工がラックからのサイド攻撃の連続で最後は⑧松田選手がトライ
7-0
後半6分、開志陣内を攻める新工のパスを開志⑩臼杵選手がインターセプトしてそのままトライ同点に追いつきます。
7-7
直後の新工⑩五十嵐選手のキックオフが強風に乗ってゴールラインを割ってしまい、これで流れが変わるかなと心配しましたが、ブレない新工
後半13分、新工⑭山田選手の突破で開志陣内深くまで攻め、ゴールライン際でラックからのサイド攻撃。④庄司選手のトライ
14-7
少ないチャンスをモノにした新工の粘り勝ち
新工の底力を見た気がしました
次は花園でお正月越え目指して鍛錬期待しています