今日は、西武ライオンズの二軍との交流戦でした
NPBとの交流戦はBCリーグの公式戦の扱いで、BCリーグの成績となります。
朝起きるとどしゃぶり
8:15に悠久山球場に着いたときもどしゃぶり
「待機」という指示でしたが、天気は回復するという予報を信じて、試合決行。予定より少し遅れてウォーミングアップが始まりました。はじめは誰もが試合中しかもと思っても仕方ない天気だったので、そこから気持ちを切り替えて集中し直すのは簡単ではなかったと思いますが、赤堀監督の「絶対試合やるから」という言葉でみんなの表情がキリッとしました
10:00近くになると小雨になり、11:00頃には晴れ間も
選手全員で土を運んだり均したり、みんな本当に頑張って予定通りの13:00にプレーボール。素晴らしいです
そして試合は、先発⑱前川哲投手が5回途中まで無安打に抑え、5回表にヒットを打たれてもその後の打者を自らのファインプレーでピッチャーゴロ&ダブルプレーに打ち取りました。6回表に打球が足に当たるアクシデントで降板するまで、2年目19歳とは思えないピッチングで試合を作りました彼の急成長ぶりは本当にすごいです
そのアクシデントによって、急遽マウンドに上がった(23)髙井俊投手も6回・7回後続を抑え、8回(25)知念広弥投手、9回⑮雨宮敬投手もしっかり締めて、4人の投手リレーで西武打線を1安打に抑えました感動
打線は5回裏、⑥宮沢直人選手がヒットで出塁し、③安井蓮選手のバントで2塁へ。さらにパスボールで3塁、ワイルドピッチでホームイン捕手の⑥宮沢選手が足で投手を援護しました
新潟アルビレックスBC 1 - 0 西武ライオンズ二軍
GWの中日である上に午前中の悪天候にも関わらず、1700人を超える観客の皆様。ありがとうございました
本日のダグアウト・トーク
昨シーズンで退団、現役を引退した平野進也くんと山口祥吾くんが来てくれました
平野くんは福岡生まれで千葉県在住、山口くんも地元神奈川に戻っています。GWに来てくれるなんて、やっぱり長岡が第二の故郷なのかなぁって嬉しく思いました
二人とももう野球はしていないので、筋肉が落ちて痩せていました。それでも、平野くんは現役選手にバッティングの指導をしてくれたりして、やっぱり頼れる存在です
実は今日の試合、西武の9番サード(52)山田遥楓選手のプレーを観るのを楽しみにしていました
先月、偶然観たNHK教育テレビの『ろうに生きる』という番組で山田選手を特集していたのです。
生まれつき片方の耳が全く聞こえない山田選手。中学まではボールが当たったりして聞こえる方の耳まで聞こえなくなったら、と指導者の方が試合に出してくれず悔しい想いをしていました。それでもずっと素振りを続け、佐賀工業高校に進学して野球部に入部。中学まで積み重ねてきた努力が実を結んでレギュラーを獲得。2年生の秋にはキャプテンにも任命され、最後の夏は県大会決勝で佐賀北に負けて甲子園出場はなりませんでした。それでもその秋、西武からドラフト指名を受けて夢だったプロ野球選手になります。
はじめは耳に障害があるということで、アルビの(29)野呂大樹選手と同じだったので番組に興味を持っていましたが、とにかく強い心の持ち主であることと顔がとってもタイプだったので、番組を観ているうちにどんどんファンになっていきました
今日の試合後、球場内ですれ違う機会があり、目を合わせて挨拶することができましたテレビよりさらにカッコ良かったです
試合会場だけでなく、試合後すぐにリバーサイド千秋に移動して、選手全員・監督・スタッフで熊本・大分地震の募金活動を行いました。
今野球ができることに感謝し、被災された方々が一日も早く安心して生活できるよう、BCリーグも協力させていただきます
今日は試合前・中・後の選手のケアがいつもより多く、怪我の応急処置もあったので久しぶりに疲れて、帰って来てから夕飯を食べる元気がありませんでした
これからゆっくりお風呂に入って、早めに寝て、明日またアルビのサポート頑張ります