1月18日、豊田自動織機SO/CTB大西将太郎選手(37歳)が、今シーズンでの現役を引退をご本人のインスタグラムで発表しました
どんな選手にも引退の日はやって来るものですが、大西選手の引退、本当に悲しいです。
でも、インスタグラムの言葉は、大西選手らしい素敵な引退表明でした
私が大西選手を知ったのは、2007年W杯のカナダ戦の同点ゴールです。
その頃ラグビーを好きになり始めたばかりで、私はまだ早稲田大学にしか興味がありませんでした。私より3・4年も先にラグビーファンだった妹が、たしかカナダ戦の録画を観せてくれたんだと思います。
試合終了間際、5点差に追いつくCTB平選手(元サントリー)のトライ。そして同点に追いつく大西選手のゴール。緊張の後の歓喜本当に感動しました。
この試合のおかげで、早稲田ラグビー部だけでなく日本代表も応援するようになりました。
その後、大西選手の天国のお父様に祈ってあのゴールを蹴ったことや、大西選手のラグビー一色の半生をいろいろな記事で読んで、もっと好きになりました
大西選手のプレーの中でも私が特に好きなのはタックルです
2010年3月、福岡レベスタで行われたトップリーグオールスターで撮っていただきました
左からトヨタLO北川俊澄選手、当時・近鉄CTB大西選手、私、当時・トヨタNO8菊谷崇選手(現キヤノン)。
2011年6月。日本代表のトップリーグ選抜と強化試合をした秩父宮ラグビー場で。
当時の日本代表はジョン・カーワンHC、トップリーグ選抜がエディー・ジョーンズHCでした。
大西選手はプレーするだけでなく、ラグビーの知識も豊富で、ご自身の試合以外にも日本のトップリーグや学生ラグビー、海外ラグビーの試合の感想をラグビージャーナリストのようにツイッターに載せていました。
数年前、大西選手が国内外さまざまな選手のマニアックな情報を知っていることから、ラグビージャーナリストの小林深緑郎さんをもじって、『しょうろくろう』さんと書かれている記事を見て、ピッタリだって思いましが。それからずっと我が家では、大西選手は『しょうろくろう』さんと呼ばれています
大西選手が引退を発表してから、多くの選手、ファンがSNSで引退を惜しむ言葉と感謝の気持ちを送っていて、大西選手がたくさんの人たちに本当に愛されていることを改めて知りました
ラグビーを愛し、ラグビーに愛された選手ですね
しかも、現役最後の試合は、大西選手のご実家のすぐ近くで大西選手が幼い頃から自転車で通っていた花園ラグビー場。ラグビーの神様、素敵です
1月23日(土) サントリー - 豊田自動織機 14:05キックオフ
大西選手は23番リザーブ入りです。
急遽、この試合がJ SPORTSオンデマンドで無料LIVE配信されることが決定しましたさすがJ SPORTS
無料で会員になれるので、私もこれから手続きます
最後の雄姿を目に焼きつけましょう