夜、仕事から急いで帰って来て、録画しておいた高校ラグビー準決勝を観ました
結果を知らずに観たので、生放送と同じくらいドキドキして観ました
東福岡 22 - 24 東海大仰星
シビレました
この2校の対戦は何年も前からいくつものドラマを生んできましたが、今日もすごかったです。
序盤はディフェンスし合って得点が動かないかも、という私の予想に反して、前半4分にPGで東福岡が先制し、6分には東福岡のパスミスからボールを奪った仰星⑧河野選手がトライと取ってすぐに逆転いきなりスコアが動きました。
仰星の前に出るディフェンスに東福岡がハンドリングエラー、そこから仰星がチャンスを作ってトライ。さらに東福岡がゴールライン間際まで攻めても仰星が守りきって、仰星の集中力はものすごかったです
前半、3-19と仰星がリードして終え、チームの勢いが点差以上に仰星の方が上だったので、東福岡は後半も厳しいかなぁ、と思っていました。
でも、これまでの歴史でもっと大きな点差をひっくり返してきた東福岡、後半7分、ラインアウトからモールで④アレックス選手がトライ。反撃開始さらに12分、パスをまわして右に左に攻めて⑬堀川選手のトライで4点差に
ここで、さすが試合巧者の仰星。追い上げられたすぐ3分後の後半15分、⑮中選手のトライで突き放します。
これで終わらないのがこの2校の戦い。後半24分、東⑪廣渡選手のトライで2点差
そして、この後も東福岡のアタックvs仰星のディフェンスの息詰まる時間が後半33分まで続きます。心拍数がものすごいことになって、心臓が壊れるかと思いました
最後は仰星の守り勝ち
東福岡の二連覇はなくなってしまいました
仰星⑥眞野主将はインタビューで「直向きに」と「ハードワーク」と何度も言っていました。決勝も期待しています
桐蔭学園 46 - 31 石見智翠館
こちらも熱い試合でした
開始2分で桐蔭陣内深くに蹴り込んだキックを桐蔭⑮床田選手が処理できず、しっかりチェイスしていた智翠館⑪仁熊選手がインゴールで抑えてトライ⑪仁熊選手はこの大会、本当に活躍しています
でも、桐蔭⑨齋藤主将は本当に落ち着いています。11分に迷わずPGを選んで決めて、14分に⑪大木選手のトライであっさり桐蔭が逆転。さらに⑨齋藤主将が左端からゴールを決めます
前半16分の桐蔭⑤石井選手のトライは、今日の2試合の中で一番カッコイイトライでした智翠館の大きなFWを蹴散らし、引きずり、押しこんでトライ
21分、智翠館がトライを取って喰らいつきますが、26分、28分、32分と桐蔭が連続トライを決めて、34-12で前半終了。
それでも諦めない智翠館。後半9分、自陣深くで桐蔭のキックをキャッチし、一気に駆け上がり、(25)小枝選手がトライ
その後も桐蔭がトライを決めて突き放そうとしても、智翠館がまた決めて勝負を決定づけず、智翠館の意地を見ましたそれでも桐蔭が一つ上でした。桐蔭⑨齋藤主将のゲームコントロール、素晴らしかったです。
決勝は1月11日(月・祝)、14:00キックオフ
東海大仰星 - 桐蔭学園