もう明後日(新潟県はその翌日26日)には5月号が発売される、ラグビーマガジンの4月号の話をします。
この1ヶ月、何度も読んだ記事があります。それは『人物往来』。
『with a smile』と題して、2014年度慶應義塾大学ラグビー部主将・木原健裕選手のインタビューが載っています。
慶應大ラグビー部のキャプテンは毎年爽やかですね
「上手い、強いの前に、仲間とともにひとつの目標に向かって進んでいくことが大切。熱く生きることの素晴らしさを高校で学んだ。」と木原選手。爽やかな笑顔の奥に秘められた闘志素敵です
大学に入ってからも、「熱い気持ち持つことや、馬鹿になってやり切る。どれだけ熱くなれるか。個々が持っている火が他の人に移っていく。」堂々とこう言えるって素晴らしいですね羨ましいです。
木原選手のご両親が聴覚に障害を持っていると、シーズン中何かの記事で読んで知っていましたが、このインタビューでもそのことに触れていました。
言葉でやりとりできない分、表情でやりとりしてきたので、木原選手はいつもにこやかで表情豊か尊敬します。
私が一番心を動かされた木原選手の言葉は、
「困った人が近くにいたとします。手伝いたい自分と、自分でやり遂げたいその人。難しいけど、そんな場面、教えきれないぐらい経験する環境で育ってきたから、上手くやれます。」
私はこれ、悩みます手伝いたい自分と自分でやり遂げたいその人。このバランスって本当に難しいと思います。今まで生きてきて、このことを考える場面が何度もありました。それでもまだ上手くやれる自信はありません。
このブログを書くためにもう一度読み返して、また感動して泣いてしまいました
「人を笑顔にしたい。」
「いま湧き出ている感情を大事にしたい。」
シンプルですが、素敵な言葉です
木原選手は卒業後、ラグビーの第一線から退き、東京海上日動火災保険に就職されるそうです。これからもっともっとたくさんの人を笑顔にする人生を歩いていかれるのでしょう
これからも応援しています。
私ももっといろんな経験を積んで、感情豊か、表情豊かな人になりたいです