昨日は午前・午後と高校ラグビーの中継を観て、夕方はNEC-NTTドコモの放送を観て、夜には早稲田大-東海大の録画を観ました。
新潟県代表の新潟工業高校は昨日の初戦、熊本県代表・荒尾高校と対戦しました
4年前にも対戦していて、そのときは13-11で新潟工が勝利。でも、荒尾は何人ものトップリーガーを輩出している強豪校。たしか4年前のチームには、現在帝京大学キャプテンの流大選手がいました。
新潟工の選手は一人もわかりませんが、樋口監督と白幡コーチは良く知っています
昨日の試合、一目で体の大きさの違いがわかるくらい荒尾のFW選手の体の厚みがすごかったです。
先発FWの平均体重は、新潟工が約85kg、荒尾が約90kg。その大きな相手に新潟工はスクラムもモールも互角か互角以上
樋口監督の「FW真っ向勝負」の言葉通りでした。
前半2分と5分にトライを決められ0-10とリードされます。
13分、ラインアウト→モール→ラックから⑨吉田選手→⑩小林選手→⑬五十嵐選手がトライ
7-10
18分、ラインアウト→BKも加わったモールで進み、⑥鷲尾選手がトライ逆転
12-10
24分にトライを取られ、12-15で折り返します。
後半も前半と同じくグラウンドを右に左に広く使った荒尾のアタックに翻弄される新潟工。
4分にトライを決められ、リードを広げられます。
12-22
7分、パスを繋ぎながら攻め込み、⑮沢田選手が右サイドへ跳び込んでトライ⑬五十嵐選手が難しいコンバージョンキックを決めます。
19-22
20分、ラインアウト→ゴールライン間際まで攻め、ラックから①内藤選手がトライ再逆転
26-22
29分、荒尾陣内ゴール前、荒尾のラックからこぼれたボールを拾った⑥鷲尾選手がトライ
33-22
ノーサイド。新潟工の勝利
新潟工業高 33-22 荒尾高
2トライを決めた⑥鷲尾選手は身長157cm。この小さな体でしかも2年生でレギュラー。相当なハードタックラーなんだろうなぁ、と期待して観ていましたが、その激しさは期待以上でした心も体もとても強くて、ワクワクさせてくれる選手です
この試合の解説は薫田朋広さんとヤマハSH矢富勇毅選手でした。
矢富選手が「モールの練習はどうすればいいですか?」と質問すると、「毎日ぶつかり稽古」と薫田さんその後でちゃんと「モールは頭の高さが数cmズレるだけでも変わる」とおっしゃっていました。
新潟工は明日、矢富選手の母校、Bシードの京都成章と対戦します。9:30キックオフ
27日(土)に観た鹿児島実業と松韻学園福島の試合。早稲田大学に推薦入学が決まっている鹿実の⑮桑山聖生選手が大活躍速くて、ステップにキレもあって、強くて倒れず、周りもよく見えている素晴らしい選手です。弟の⑫桑山淳生選手と2人でトライを量産していました。
早稲田が負けてしまってショックでしたが、桑山選手の高校生離れしたプレーは希望の光です
明日、鹿児島実業はBシードの茗溪学園と対戦します。9:00キックオフ
一回戦を観た中で、印象に残ったのは中標津高校うまく説明できませんが、中標津のラグビー、好きです
チームの雰囲気もいいです。
中標津高校出身で、大怪我からの復活を目指してリハビリをしているトヨタWTB遠藤幸祐選手もきっとパワーをもらったと思います
中標津はBシードの御所実業と対戦。14:30キックオフ
明日は大阪朝高や東福岡などシード校が登場するので、注目の試合が盛りだくさんです