11月8日(土)、18時から長岡グランドホテルで、
『末續慎吾&寺川綾トークショー
~2020東京オリンピック開催に向けて~』
が開催されました。
昼のクリニックのジャージ姿からスマートなスーツを身に纏った末續選手も素敵でしたが、妊娠中で少しお腹が大きくなった寺川さんのキラキラした笑顔がと~っても眩しかったです
トークは、幼少期のお話から始まり、競技を始めたきっかけ、素晴らしい指導者との出会い、オリンピックやメダルについてなど、聴いているこちらの目もキラキラしてくる楽しくて興味深いお話ばかり
実際お二人がやっている日常生活の中でできる“ながらトレーニング”をみんなでやってみたり、客席からの質問コーナーもわりと長くて、全部でたっぷり90分本当に楽しかったです。
末續選手は、これから日本選手権でもう一度1位を取りたいとおっしゃっていました。「日本で一番速いヤツ、男子の一番になりたい。」と。ここ数年、主要大会で末續選手の名前を見かけず、もう走らないのかなぁと寂しく思っていたので、この言葉はとっても嬉しかったです
そして、一番印象に残っているのが「外国人に対してコンプレックスを感じたことがない僕の方が陸上好きなんですけど
」という言葉。このトークショーの始めから終わりまで、とにかく末續選手は陸上競技が大好きなんだということがヒシヒシと伝わってきました
寺川さんは、大会も練習も他の選手に絶対に負けない気持ちでずっとやってきたそうです。
とても感動したのはロンドンオリンピックでのお話200m背泳ぎの決勝前の召集所。直前にレースに出て、息を切らせてずぶ濡れで現れたアメリカの選手。その選手は2番目のタイムで決勝に進んでいました。そこへトップタイムで決勝に進んでいたオーストラリアの選手が、自分のバスタオルとスポーツドリンクをアメリカの選手に「私のだけど使って。」と渡したそうです。これから戦う相手にこの優しさ
寺川さんは、世界で頂点に立つ選手は選手としても人間としても一番なんだと感じたそうです。
寺川さんは、現役時代、大会前など不安になったときは成功した人の映像を観て、不安要素を消していたそうです。特に観ていたのが、フィギュアスケート韓国代表のキム・ヨナ選手が金メダルをとった、フリーの007の演技。最後にピストルを打つ決めポーズが印象的なあの演技。それを観て、「全部やり切った感じがカッコイイ。私もこんなふうになりたい。」と大会に臨んでいたそうです。
もともと美人な寺川さんですが、お腹に新しい命が宿っているからか、現役を終えて充実しているからか、内面から出る輝きがすごくて、私もこんな内面からキラキラした女性になりたいなぁと思いました
たくさんパワーをいただきました。私もいつでも「負けない」気持ちで頑張ります。
そして笑顔を忘れずに