『ラグビーマガジン』11月号、12月号の2回にわたって紹介されている、福岡県高校ラグビー4監督トーク『指導の根底には愛』
今年8月、九州地区の公立小・中学校の教頭先生2000人を前に開かれた座談会で、福岡高校監督・森重隆氏(62歳)、修猷感高校監督・渡邊康宏氏(51歳)、筑紫高校前監督・西村寛久氏(48歳)、東負岡高校監督・藤田雄一郎氏(41歳)の4氏が『原石を育てれる~ONE FOR ALL』というテーマでお話されています。
このトークセッションで司会を務められた松瀬学さんが文を書かれているのですが、冒頭の『ラグビーのある人生でよかった。』という文章がまず心をグッと掴まれました
4氏のお話は、教師や指導者向けに話されていますが、一社会人としても大切なことがたくさんとてもためになります。それと4氏とも言えるのは、『ラグビー好き』でもあり『人間好き』
私はそう感じました。今までお話したことのある東福岡高校出身のラグビー選手は皆さん、『人』が大好きなんだなぁと感じていましたが、このような素晴らしい監督と博多の風土によって育てられたんだなぁと納得できました。
たくさんの素敵な言葉が次から次へと出てきて、私も真似したい、こうありたいと感動しながら読みました。
特に感銘を受けたのは、森監督の「監督として大事なことは、例えば、タックルを外されたとき、『クソ~』と地面をたたいて悔しがるとか、そんなことを見ること。5本中3本成功したという見方でなく。」それを受けて藤田監督が「データだけでなく、タックルを外されて悔しがる、もう一回タックルに飛んでいく、そこを見てあげないと。9時練習開始なら、8時頃グラウンドに出て、選手の出てくる姿を観察している。」とおっしゃっていたところです。
これは、ラグビー以外でも大切なことだと思います
さらに、現在の筑波大学ラグビー部主将の松下真七郎選手が福岡高校ラグビー部主将だったときのお話もとても感動しました。また応援したい選手が増えました
東福岡の揺るぎない強さの秘訣も
本当に『愛』に溢れた4監督の『愛』に溢れたトークセッションでした
仕事などでモチベーションが下がったときに読む、私のバイブルになりそうです