宿泊したビジネスホテルのフロントに、平和を祈る折鶴の折り紙がおいてあったので、ナオと二人で15羽折っておいてきました。
そして今日はまず原爆ドームへ行きました。

テレビや教科書でしか見たことがなかったので、初めて実物を前にして鳥肌がたちました。
そして、いろんなことを想像しました。
1945年8月6日月曜日午前8時15分、原子爆弾が投下されるその瞬間の前、そこにいた人々の様子や気持ち、投下された後のこと・・・原爆ドームの前に立って数秒で、胸が痛くてどうしようもなかったです。
平和記念公園の中を歩き、慰霊碑や像の前で手を合わせて、またいろんなことを想像しました。

広島平和記念資料館には、小学生低学年の頃から行きたいと思っていました。
私の小学校では、クラス全員や学年全員でアニメ映画『はだしのゲン』を観る機会が何度かあり、図書館にあった『はだしのゲン』も読んでいました。
また同じく小学生の頃、母が平和記念公園内の像や景色のぬり絵を毎年会社から持って来て、私が色を塗っていました。当時、そのぬり絵を会社がどこかに送っていたみたいで、何度か賞をもらって色鉛筆などをもらったことがありました。

資料館の写真や絵、遺品や被害に遭われた方のお話は本当に残酷で、その痛みや悲しみが伝わってきました。
絶対に同じことを繰り返してはいけません。世界中どの国でも。
もう二度と同じ目に遭う人がいてはいけません。どの国のどんな人でも。

そして、今、この時代に生まれ育っていることを感謝します。平和を普通と思ってはいけません。
原爆だけでなく、戦争の悲惨さも、後世へ語り継いでいかなければならないと思います。

年齢を重ねてからまた訪れたいと思います。
最後になりましたが、被害に遭われ命を落とした方々のご冥福をお祈りいたします。そして、今も被爆の後障害に苦しんでいる方々が多くいることを忘れません。

心から平和を祈ります。