昭和はもちろん平成も終わって 敗戦から80年近く経った令和の時代に まさか東條英機の亡霊が現れるとは思ってもいませんでした
何より恐ろしいのは その正体が同じ日本の首相だということ
日中戦争の長期化で国内が疲弊していたにもかかわらず アメリカとの国力差が十倍以上という科学的分析を精神論と楽観主義で排除し 太平洋戦争に突入した軍人宰相の姿は 感染症専門家の助言に耳を貸さず 五輪開催に固執する現首相の姿勢と重なって見えます
就任当初 「地方の農家出身」だの「集団就職で上京」だのと やたら庶民派ぶってたのも 東條の「ゴミ箱漁り」の逸話のマネに思えてきます
記者会見などで 「〜であります」という軍人口調が連発されるのを聞く度に A級戦犯の悪霊が憑依してるようで 恐ろしくなります


