これは昨年暮れの豊橋港での船火災の写真です。
同じ日に船橋でも雑品の火災がありました。
そして豊橋港でも積んだ荷物から出火。
これは出火から約6時間後の夜8時ころです。
東からバイパスで向かっていると、凄い臭いがしました。
ゴムやプラスチックが燃える匂いです。
ただ、荷主はまだ運が良かった。
なぜか?
豊橋港はワーゲンやベンツ、スズキなどの車が
モータープールに数千台ある。
もし当日東風や南風だったら
大量のススや灰が新車にかかっていただろう。
その灰が成分的に問題なくても、洗車やその他もろもろで
一体いくらの賠償金がかかっていただろう。
昨年からの鉄、非鉄、プラスチック、原油など
ありとあらゆる原料が下がっており、
新年明け早々に銅も、ステンレスもアルミもプラも
全部下がった。
皆あてが外れたようだ。
非鉄屋の社長と新年の話をしていたら
いつもは元気だが、さすがに元気がない。
やはり淘汰される会社などは出てくるな。
当然他人ごとではないが、ちょっとひどいね。
リーマンショックの頃と雰囲気は似ている。
とにかく原油の下げが止まらない。
中国が輸入を拡大し始めた頃からの原油価格が
どこまで下がるか判らない。
ただ、20年前は銅の建値は20万円くらい
ステンもアルミも100円以下だった。
雑線などは20~30円だった。
それに比べればまだいい価格だが
なんせ競合相手が増えすぎた。
雑品は、最初は品目ごとに管理されていたが
価格が上がると「混ざった状態でOK」
「どこよりも高く買うよ」
中国の人達の独断場。
でもすべてのリサイクルは中国抜きでは語れない。
昨日、港の担当者と話をしていたら
「なんで日本のリサイクルは進んでないの?」
「家電リサイクルの物は輸出はしてないでしょう?」と。
基本的に家電リサイクル4品目は国内の処理施設に行きます。
たしかにきれいに分解していくが、
たとえば黒モーター
両側を切断して、中の油は出します。
でもこの時点で、処理はOK.。
あとは「立派な商品」として、入札にかけられて
落としたところが「中国」に売るか、買って「中国」に運ぶ。
雑線なんかは最たるもの。
結局高いところに物は流れる。
法律で「厳正」に縛らない限り絶対に無理。
家電品の「処理した物」が中国に送られていると聞いた
港の担当者は驚いていた。
「じゃあ国内でリサイクルは嘘なの?」と。
一部の貴金属は国内がほとんどですが
銅・アルミ・ステンレスなどが付いてるものは
中々日本では難しい。
ただ取り組み始めている会社はたくさんあるが
「高く買え」と言われると、やはり「無理」。
処理の許可証をもっている会社が利益を出せる
仕組みになっていかないとダメだと思う。
まずは無許可でいい加減なやり方をしている所を
排除しないとつぶれる会社はドンドン増える。
これはリサイクルや原料を扱っている場合です。
どんな状況になっても「利益」を出せる会社はある。
早くそうならないといけません。
今日も勉強しています。
ではでは・・
