いや~下がりましたね。
銅は建値55万円になりました。
昨年82万円だったものが、ここまで下がった。
特に年明けにドンドンと下がったのだから
皆さん大変です。
先日同業の非鉄屋で話をしていたら
そこのお客から電話があり
「ピカ線買ってほしいけど、キロ700円以下だと赤字になる。」
銅の建値が600円の時だから、どんなに頑張っても
560円くらい。
それこそ今だと510円位なので、1トン当たり19万円の
評価損が出る。
これが非鉄の怖いところ。
1トン約20万円の損だと、10トンで200万円。
仮に50トンでも1000万円の損。
だから皆売らない、いや売れない。
鉄は去年大幅に下がった後小康状態。
これもどうなるかは判らない。
ただ、製鋼メーカーは入荷制限はしていない。
アルミに関してはメーカーの制限が厳しい。
ある会社の担当者はこう言った。
「これからは安くて良い原料を提供していかないと
買ってもらえなくなる。」と。
それが出来る会社は、まだいい。
街角で「無料回収」の旗を立てている回収屋。
別にどうでもいいけど、やっていくのは無理じゃないかな?
と言うのは、家電4品目以外の「家電雑品」と呼ばれている物が、
ここにきて大幅に港の買い入れ価格が落ちている。
つまり「中国」で欲しがらなくなっているという事だ。
そりゃそうだろう、人件費が5~10倍になっているから。
モーターでも一時は50~60円したのが、35円を割り込んでいる。
先日コネクター(銅分30%、他はプラ)を聞いたら、3円と。
昨年は100円位の価値があった物が、一気に「要らない物」に。
やはり家電系は処理費用が必要になっていくと思う。
また原油の下げが止まらないので、再生プラスチックに
大打撃。
PETボトルのベーラー品で20円、破砕品で30円位に落ちてる。
色々な種類が混じっている「雑プラ」はもう行き場が無い。
中間処理施設で「お金をもらえる会社」しか扱えなくなっている。
関東でも再生プラの会社が相当数事業を停止した。
まだ動いてる会社もカツオやマグロと同じで
泳ぐのを止めた瞬間に死んでしまうから止められない。
こうなると「資金力」が物を言う。
リサイクル品は決して無くならないから、ここで踏ん張って
次の満ち潮を迎えれる会社が生き残る。
中国の大手製鋼メーカーも大変です。
まず民間でやっているメーカーは、無くなっていきます。
国営企業も大量の人員削減、見直しなどバタバタしている。
ただ、中国人の強さはこんな時でも発揮される。
ダメなものはすぐに変化させる。
儲かる物にシフトする。
原油が落ち着かないと、すべてが落ち着かない。
先が読めないと辛いですね。
ではでは・・・
