親子で楽しむ英語の名作絵本 Minnie's Bookshelf

親子で楽しむ英語の名作絵本 Minnie's Bookshelf

英語絵本の読み聞かせから、チャプターブックの読書まで、段階的に子どもを導くための厳選レベル別リスト

Amebaでブログを始めよう!

おうち英語を続けて10年。子どもたちと読んできた英語絵本を振り返ります。

 

コロナで生活がガラリと変わりましたが、このブログはなんとか続けていきたいです。

 

今日はやはり、ハロウィン絵本。

この時期にぴったりの絵本といえば、迷わずこれがおすすめです。

 

Big Pumpkin (1992)   by Erica Silverman / illustrated by S.D.Schindler
Guided Reading Level = J
Lexile = AD350L
Word Count = 671

邦訳 『おおきなかぼちゃ』 エリカ・シルバーマン作 S.D.シンドラー絵 おびかゆうこ訳  2011

 

 

魔女に、幽霊に、吸血鬼に、ミイラ、それから、コウモリ。

そして、おおきなかぼちゃ。

 

ストーリーは、ひとことでいうと、国語の教科書にものっている「おおきなかぶ」のハロウィンバージョンです。

でも、ユーモラスで、ひねりもきいていて、おもしろいです。

 

絵が、日本人の子どもには、リアルでちょっと怖めですが、実はちっとも怖くありません。

みんな必死に手伝います。

 

 

ね、そっくりですよね。

 

 

ハロウィンにパンプキンパイを作ろうと、魔女が大きく大きく育ったかぼちゃを取ろうとしますが、なかなか取れません。

 

She pulled and she tugged and she pulled.

First she pulled hard and then she pulled harder.

But that pumpkin just sat.

そこへ仲間が一人ずつやってきます。「おおきなかぼちゃだねぇぇ」

"It's big and it's mine, but it's stuck on the vine, and Halloween's just hours away," said the witch.

魔女は、早くパンプキンパイを作りたいのに、取れないじゃないの、ふん!と怒っています。

"I am bigger than you and stronger, too,"boasted the ghost. 

"Let me try."

最初にやってきた幽霊は、自分の方が力があるから、自分にまかせて、と言います。

The ghost bent down to take the pumpkin off the vine.

Well, he pulled and he tugged and he pulled.

First he pulled hard and then he pulled harder.

But that pumpkin just sat.

"Drat!" said the ghost.

でも、かぼちゃは取れません。

 

韻をふんでいて、リズムがあって、繰り返しが多いので、音読が楽しいです。

 

小学校の絵本の読み聞かせボランティアで読んだとき、ほとんど日本語訳をつけませんでしたが、

それでも、お話に引き込まれて、みんな笑ってくれました。

 

お話の終わり方も素敵です。

我が家のハロウィンのお気に入り絵本でした。




 

 

おうち英語を続けること10年。子どもたちと読んだ思い出の英語絵本を振り返ります。
 
公園で虫探しをするのが大好きな幼児さんに。
読み聞かせ向き。
 
Bugs! Bugs! Bugs!    by Bob Barner (1999)
Guided Reading Level: D
Lexile: NP (Non-Prose)
Word Count: 75
 
詩の形式で、韻を踏み、リズム感があります。
A fuzzy caterpillar with tiny feet
Bees buzzing by flowers that smell so sweet
 
 
 
この前に出てくるdaddy longlegsというのは、8本足のクモの一種。
 
このあとに出てくるroly-poly bugsはダンゴムシ。
pill bugsと呼ぶよりもかわいらしく聞こえますね。
 
 
巻末のBug-o-Meterも楽しめます。
 
ちなみにxxx-o-meterというのは、barometer(指標)、speedometer(速度計)、pedometer(歩数計)、統計サイトWorldometerなどのように、何かを測るもの、の意ですが、こちらは、登場したbugsたちの特徴を見比べたチャートになってます。
 
表紙のウラのdedication(献辞)には「For my aunts.」とあります。
Bob Barnerさんは茶目っ気たっぷりです。幼児さん、分かるかな?
 

おうち英語を続けること10年。子どもたちと読んだ思い出の英語絵本を振り返ります。

 
リトル・クリッター(Little Critter)シリーズからの一冊。
Little Critterは小学1年生(モルモット?のようなヘッジホッグ?のような架空の動物だそうです)の男の子です。
 
お母さんは下の兄弟のお世話で忙しくて、あまり遊んでもらえず、
Little Critterが何かしようとするたびに、MomにもDadにも、それからGrandmaとGrandpaにも、そんなことしちゃだめよ、とやめさせられるばかり。
 
プンプン怒ったLittleCritterは、家出を決意します。
"You won't let me do anything I want to do, " I said.
"I guess I'll run away."
That's how mad I was.
 

 

I Was So Mad (1983)  by Mercer Mayer
Guided Reading Level: J
Lexile: AD430L

対象: 4〜6歳