平昌オリンピックでは、連日選手達が
熱戦を繰り広げていますね
失敗したら大変なケガになると
ハラハラしてしまうスリリングさと隣合わせな
競技が多いですが、鍛え抜かれた選手の
皆さんのパフォーマンスに圧倒されています。
さて、オリンピックはスポーツの祭典ということで、
今回は、スポーツ用語から一般的にも使われるようになった
イディオムをいくつか取り上げてみたいと
思います
・to pass the torch
直訳すると”聖火を渡す”ですが、
イディオムとしては”バトンタッチする”という
意味になります。
例:He served as president of the company until he passed the torch to his son.
(彼は息子にその座を譲るまで、その会社の社長を務めた。)
・skating on thin ice
直訳すると”薄い氷の上でスケートをする”ですが、
イディオムとしては”危ない橋を渡る”という
意味になります。
例:You are skating on thin ice when you do it.
(それをやるときは危ない橋を渡っているんだぞ。)
・rain check
元の意味は、雨でスポーツの試合が中止になったときの、
”雨天順延券”ですが、
イディオムとしては”延期、またの機会”という
意味になります。
例:I have too much work to do to get lunch with you today. I need a rain check.
(今日は忙しくてお昼を一緒に食べられないんだ。またの機会にしてもらえる?)
どのイディオムも、元の意味から、
連想しやすいのではないかと思います
イディオムは、タイミング良く使えたら
かっこいいですし、自分は使えなくても
意味を知っていると、ネイティブの会話の
理解度が確実に上がりますよ
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