あとからついてくる | 胸に睡蓮

胸に睡蓮

なかなか悟りを開けない。
たいへんたいへんと言いながら生きてます。

主婦時代は扶養控除の範囲内で働いていればよかった私。
離婚した時はさすがに「これからは誰にも頼らないつもりで生きていかなければならない」と決意しました。

ろくに働いたことのない主婦が夫に浮気され、夫が浮気した相手は明らかに私の後釜を狙っての確信犯
↑これ当時の私です。

悔しかった。絶望した。
たぶん周囲からも憐れまれた。
だから独身でもちゃんと生きていけるってとこ見せてやる。
なんなら元夫よりいい暮らししてやる。

ひとりでな!

という一念(恨みw)で無理して働いて、結果、体壊しました。
コロナ禍だったので、数人の友人と年老いた母だけが見舞いに来てくれました。

その親はほどなく施設に入りますが、幸いというか、親は自分の老後は自分で賄えるくらいの蓄えを持っていたので、私のしたことはそのフォローだけでした。
今は親の遺してくれたものでなんとか生きてますが、ふと気づくと今の世は扶養控除の壁が崩されつつあり、遺族年金も見直しとのことで、あのまま結婚していても同じような生活苦があったんじゃないかと思います。
むしろひとりになったことで蚊帳の外。

「今わかって(離婚して)よかったんだよ。もっと年とってからの方が辛かったよ」
と言ってくれた人がいましたが、そうかもなと今なら思えます。
ちなみに元夫は、私との結婚時より年収の低い会社に今も勤めているそうです。