日頃「頑張れ」という言葉は使いたくないので使わないけれど、今はとにかく「社長頑張れ」その連続に尽きる。

顧問制度とか別段取ってはないが、今の時期連絡してくる社長は鼻が利く人。

何かおかしい、何かやばい、何か知りたい、そう思って連絡してくれる。

力になれるかは別として、そうした社長の元で働く従業員は幸せだと思う。

今ある違和感、直観が効くトップだと言うこと。

命の重さに重いも軽いもないが、経営者と従業員では責任と覚悟にやはり大きな差がある。

世界危機において、自分の身一つ守ることを考える人と、従業員の家族の生活まで守ろうとする人ではやはり了見が違うのは言うまでもない。

やりたいことは置いて、やるべきことに邁進する中小企業の社長を尊敬するし、残ってほしい。

今ある知識と情報を伝えるしか私には力がない。

コロナ渦は長期化が目に見えていて、ここからまだまだ苦難が立ちはだかるだろう。

日本には情報がなく、驚くほどノロマ。

日本のことは好きだが、他国と如実に比較する契機となり、このままでいいと思う人は少ないと思う。

批判してダラダラ過ごせるならいいが、企業のトップには自社の従業員と取引先との関係を守る責務がある。

畳むか、続けるか、始めるか。

まずは常識を疑うこと、直観に従い、信頼できる人の指示を仰ぐこと。

この世界の大転換期に立ち会う喜びと生き延びること。

頑張れ、社長。

頑張れ、頑張れ。

次の未来を創っていく糧と英知と努力が今ここにある。