キャリアコンサルタントの釈たまごです。
ハンディキャップのある方の支援として、リハビリテーションカウンセリングは第4・8・9回の試験に出ています。
リハビリテーションカウンセリングとは、身体・知的・発達・認知・情緒障がいのある人の個人的な目標や、職業及び自立生活における目標を、最も統合化された場で達成するために体系化された支援過程のこと。
このカウンセリング過程とは、本人自身による権利擁護の促進や、心理学的・職業的・行動学的な介入を通じて、コミュニケーション、目標設定、望ましい発達や変化を促すものである。
〇正解
障がいを持つ人(ハンディキャップのある方)が
「人生における目標を定め、それを達成できるように」
「平穏で、創造的で、活力と喜びに満ちた生活を送っていけるように」
「人生の様々な場面で、資源を利用して問題解決できるように」
サポートをすること
×不正解
「身体的、感情的側面に眼を向け、その中から優先順位の高いものだけに焦点を当て」
「心理的・社会的な側面に目を向け、人間の全体性ではなく就労に向けて優先順位の高いものに焦点を当てて」
「社会生活に参加できるようになることを目指すが、仕事を得ることは重視されない」
サポートをすること。
リハビリテーションカウンセリングを知らなくても消去法で読んで分かる問題ではあります。
ハンディキャップがある方の支援だからと、キャリアコンサルティングの「人生全体をトータルに支援する」姿勢は変わりません。
ただ、社会生活への参加を目指すとは言え、就労に関する極端な設問には気を付けていきましょう。
今年、キャリコン仲間と両立支援コーディネーターを取得しました。
”病との両立支援”はこれからますます支援が必要になる分野です。
自分も含めてですが、ご自身が身体やメンタルの不調を経験したことがあるキャリコンホルダーはぜひ次は支援する側として参加して頂きたいなと思います。
他人事でなく、2人に1人がガンになる時代ですし、その場合に手術されていれば障がい年金受給の対象になる可能性もあります。
治療方法に悩んだり、お医者さんと話す前に「単に治療法ではなく、心の整理を必要とされる場合」もあります。
当キャリアコンサルティング事務所では、三大疾病(ガン、脳卒中、糖尿病)、メンタルヘルスの両立支援のご相談も承っております。
経験のあるキャリアコンサルタントの方々とも連携しておりますので、ご相談くださいね。
広島市中区本川町3丁目1番5号ポートインク
合格虎の巻のみのお申し込みも受け付けております。