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昨日はお世話になった以前の会社の部長と飲んでいました。

 

一生働ける大手優良企業を退職したので、個人的には「一度定年を経験している」と思っています。

 

はっきり言って、会社を辞めると仲が良かったはずの付き合いが1/10も残らない。

 

今日の部長もおっしゃっていましたが、会社を辞めた人は「過去の人」なので、会社だけで繋がっていた人はほぼ消え去ります。

 

企業本体でなく代理店だったり、まったくの外部の知り合いの方がよほど親身に関係も続く。

 

それくらい「大手企業の肩書きが消えると人の繋がりの減り方も露骨」です。

 

でも、もちろん全員が消えるわけではないので(少ないけど)そんな時でも氣にかけてくれる人とは一生の付き合いになるのだと思います。

 

大手企業で部長職になれる人はサラリーマン全体の約5%、リーマンで言うと明らかに勝ち組。

 

でも役職定年を迎えると・・ただの人です。

 

人生の大先輩の方々に言うのはほんと失礼な話だと思うのですが、それが現実。

 

一度会社を去った外部だから言えることの方が多い。

 

それを環境のせいにして、毎日同じメンツで愚痴を言いながら飲んでいても仕方ない。

 

大企業の部長クラスになるということは、プライドも高いけどポテンシャルも意欲も高いということ。

 

役職定年後に一般社員と同じランクで仕事をしている様子をご本人が想像できないのは当たり前のことです。

 

であれば、今できることは何なのか?

 

同じメンツで飲む回数を減らし、自分だけ抜け駆けして勉強することです。

 

会社にいるうちに使っておけばよかったなという制度は山ほどあります。

 

会社のために忠誠を尽くし、役職定年をあと数年に控えているならなおのこと、自己研鑽・勉強のために会社の制度を利用することをお勧めします。

 

惰性で飲んで過ごす1年と、何かしら目指して勉強する1年では大きな違いです。

 

私も飲んで愚痴るのはとても好きなタイプでしたが、飲みニケーションで得られた(と思っていた)関係性は退職とともにほぼ消え去りました。

 

定年後に氣づくとダメージも大きいですが、まだ数年あれば準備ができます。

 

もちろん適性や実務経験の差もありますが、半年~2年かければ取れる資格はたくさん存在しています。
 
今日は職人の話題も出ましたが、2年あれば十分勉強も準備もできます。

 

人生100年時代、役職定年後のセカンドライフに向けて、人生の大先輩だからこそ描けるキャリアビジョンがあります。

 

 

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