キャリコン試験を受験しようとすると、2つの団体から選択することになります。

 

どちらで受験するか、悩まれるところだと思います。

 

学科はまったく同じ問題ですが、実技(論述+ロープレ)は内容も日程も異なります。

 

養成講座がCDA対応だったので、私自身はJCDAで合格しました。

 

合格率だけ見ると、5回試験実技でキャリ協…72%、JCDA…65%

ただ同時合格となると、43、3%とJCDAの方が高くなります。

 

合格率だけ見て「キャリ協の方が易しい」というのはあまりにも短絡的。

 

そもそも5回受験者数の母数自体JCDAの方が1300人、キャリ協が800人。

 

個人的には選択の際に、団体規模も重要かなと思っていました。

 

国家資格化されたので、CDA資格が絶対に必要なわけではありませんが、以前からCDAは認知度が高かったというのが養成講座でCDAを選択した理由でもありました。

 

同じ実技でも中身が違うので、自分の適性をしっかり知っておくこと。

 

団体の選択ですら、自らの「興味・能力・価値観」が問われていると言っても過言ではないのかもしれません。

 

カウンセラー的な実務があり、心情配慮が身についていればJCDAの方が親和性が高いでしょうし、ご自身がアドバイザー気質で制度や事例に長けていればキャリ協の方が向いている可能性があります。

 

私自身は、もともとコンサルテーションを生業とし、制度よりも「なぜその人がそう思うのか」というつかみきれない心や感情を紐解くことに興味があるのでJCDAでよかったと思っています。

 

「今の気持ちは、悲しみが37点で悔しさが53点で虚しさが10点で合計100点です」なんて、人の気持ちや感情がきっちり点数で出るわけがない。

 

試験なんだからくっきりはっきりさせてよ!というのはもちろんアリますが、高得点で受かったり、先生面している人と会っても「なんだこれ?テクニックだけじゃん」と思うことも。

 

試験の時がレアケースなだけで、あとは点数では計れない人のココロを扱う対人支援の仕事をしていくのであれば、数字だけの点取りゲームで試験には受かってもその後の実務に必ず支障が出るだろうなと思います。

 

「試験はすんなり、実践で苦労すればいいは持論ですが、これには”対人支援はそんなに甘くない”という実感が多く含まれています。

 

試験には合否が出るけれど、実際のコンサルテーションには点数も正否もなく、人の人生に大きく関わるのだから難しくて当然。

 

心情配慮できずに理屈や一般論に終始してしまい、翌日にクライエントが亡くなってしまうこともあるかもしれません。

 

極端な事例ですが、これだけメンタルヘルスが言われている時代に、安全な環境で時間が決まっているロープレで挫折していたら実務をできるわけがないと思います。

 

難しくても諦めず、資格取得して〇〇がしたいという気持ちを維持していくこと。

 

そして、ポイントがつかめないというJCDA実技でも必ずポイントはあります。

 

単なる学科試験だけの資格にはない醍醐味がこのロープレにはあるので、まずは導入部分から始めましょう。

 

第6回試験まで

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学科にばかり目が行きがちですが、同日に行われる論述対策がその後の実技合格に効いてきます。
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