コンサルテーションは隠されたテーマに氣づき、クリアにしていくプロセスである
人が変化し成長していく課程では、必ず見たくない影の部分が見え隠れする
やり過ごしていけるのであれば、いけるところまでそのままいけばいい
見たくないものを無理やり見る必要もないだろう
ただ時が来て、根底から変化を求めたい衝動にかられた時、必ず希望の光だけでなく、影を見つめ乗り越えなければならない場面がやってくる
コンサルタントはクライアントに問いかけ、本人自身の氣づきに繋げる伴走者にすぎない
本当に氣づかない地雷ならともかく、多くの場合は目の前にあり、身を守るために氣づかないふりをしている
隠れた草むらでなく大通りにわざと自分で置いた地雷があるのに、自分ではどうすることもできず脇を逃げるようにやりすごす
そして、誰か人が踏んでくれるのを待っている
クライアントの成長を信じて地雷を踏む役割をコンサルタントが請け負う場合もあるだろう
本当は捨てたいのに大事にしてきたポリシーや生き方のコアな部分に触れられると大抵人は激昂する
怒るということは図星ということ
怒りがこみ上げた時に自らの氣持ちとどう向き合うのか
怒りの矛先を地雷を踏んだ人に向けるのか、自らの内省に繋げるのか
本氣と勇氣がコンサルテーションにはいつも求められる
そして、答えはいつでもクライアント自身の中に既にある