サッカー部書記の徒然なる三分間日誌

サッカー部書記の徒然なる三分間日誌

海外サッカー、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、日本代表、Jリーグを中心にサッカーについて時にゆる~く、時にあつ~く語らいます*

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まるで心にポッカリ穴が開き、、、完全にW杯ロスに陥っている僕ですがw
日本戦を少し振り返ってみたいと思います。おそらくどこよりも遅く。。。w

なんだか遠い過去の様な日本戦。。人間は良くない出来事は記憶から消す、、又は美化してしまいがちです。つまりはそれだけ今回のW杯での出来は良くなかった。。。こうして振り返ってみると、改めてそう感じてしまいます。。。涙

どんなスポーツでも『初戦は大事』もはや当たり前すぎる事ですが、


今回はとくに。いや、とーくーに!日本は初戦が大事でした。

個人的には組み合わせと同じくらい対戦順にも恵まれていたと思います。GL3試合のうち『鍵』となる試合はどのチームもそれぞれにあります。そのまさしく鍵になる試合が日本の場合、コートジボワールであったという事です。


僕の考える試合のポイントは3つです。

1.システム変更とボニー
2.交代のタイミング
3.ハーフタイム



1.『システム変更とボニー』

試合のポイントは確かに『ドログバ』であった事は明白ですが、彼は別に得点もアシストもしていません。問題はこの交代によって2TOPに変更されたシステムにうまく対応出来なかった事でしょう。
先発に彼の名前が無い事は特に驚きはしませんでした。

つまり途中からドログバが出てくる!

これはピッチに立ってる選手や監督はもちろん、誰しもが予想できた事です。

が、ただ一つ想定外だった事は、交代した選手がCFのボニーでは無かったという事でしょう。
後半17分で、しかも一枚目の交代カードという事も踏まえれば、仮にある程度の想定があったにせよ、かなり早い時間で超攻撃型にシフトしてきたこの交代は、まさにラムシ監督の奇策でした。
このボニーという選手。ドログバ2世とも言われ、潜在能力は高く、プレミアリーグをご覧になっている方であれば、この大会で注目していたという方も少なくはないと思います。現に1点目を決めたのも彼。なんだかメディアでドログバばかりが取りだたされていて少しボニーがかわいそうでもあります。。w


2.『選手交代のタイミング』

個人的に切ったカードは全て悪くなかったと思います。言ってしまえば、先発メンバーも問題無かったかと。
そぉ問題はタイミング。。。これに尽きると思います。

後10分!後10分!!それぞれの三枚のカードを早く切れていたら。。。

結果は解りませんが、試合展開は違う形になっていたでしょう。

遠藤の投入は何故後半開始と同時では無かったのか?
大久保の投入がドログバの投入前であったら・・・。
香川の見切るタイミングも経験値の優れた監督であればもう少し早く決断できたと思います。(ですがこの決断は監督として一番困難な決断ではあったとは思います)ザックは今まで本田と香川には一貫して信頼し、起用してきました。僕の思い当たる限りでは、見切るような交代はこの試合が初めてではなかったでしょうか・・・


3.『ハーフタイム』

これは3試合通して言える事ですが、とにかく後半の入り方が恐ろしく酷い。
試合が始まってから監督が直接的に出来る仕事は限られています。

大きく『ハーフタイムの指示』『選手交代』の2つです。

マンチェスターUの元監督のファーガソンが率いていた時代。前半とても酷い内容で折り返したイレブンにハーフタイムで監督からきつ~いお灸をすえられ、後半様変わりしたチームの様子を僕は何度も見てきました。

果たしてザックはこの試合のハーフタイムに何を選手達に告げたのか。。。?

前半を1-0で折り返した時、一体どれだけの人がこのまま試合が終わると思えたでしょう?これまでのザックジャパンを見ていれば、各上もしくは同等の相手に失点をしないという事は考えられません。

つまり日本は絶対に2点目を取りにいかなければならなかったのです。

後半開始と同時に遠藤を投入し、
『さぁ!2点目を取りに行こう!!』と送りだしていたら、、、
きっとあんな立ち上がりにはならない筈です。

あの後半の立ちあがりを見る限りでは、失点を恐れていたメンバーと得点を取りにいこうとしたメンバー。それぞれがハッキリしない意識のままピッチに立ってしまっているように見受けられました。


・・・とまぁかる~く振り返ったつもりが予想以上に長くなってしまったので、今日はここまでにしておきます。。。本当は3試合振り返るつもりだったのですが。。。w
ギリシャ戦、コロンビア戦はまとめて其の2で振り返りたいと思います。
ご愛読ありがとうございました♪CIAO☆