去年のベストセラー |
1 ハリー・ポッターと死の秘宝 J.K.ローリング 静山社
2 夢をかなえるゾウ 水野敬也 飛鳥新社
3 B型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
4 ホームレス中学生 田村 裕 ワニブックス
5 O型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
6 A型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
7 女性の品格 坂東眞理子 PHP研究所
8 AB型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
9 親の品格 坂東眞理子 PHP研究所
10 新・人間革命18・19 池田大作 聖教新聞社
11 脳を活かす勉強法 茂木健一郎 PHP研究所
12 流星の絆 東野圭吾 講談社
13 おひとりさまの老後 上野千鶴子
14 余命1ヶ月の花嫁 TBS「イブニング・ファイブ」 マガジンハウス
15 悩む力 姜 尚中 集英社
16 ヘキサゴンドリル1・2・3 扶桑社
17 1分骨盤ダイエット 大庭史榔 三笠書房
18 おつまみ横丁 瀬尾幸子 池田書店
19 生命の法 大川隆法 幸福の科学出版
20 徳間アニメ絵本 崖の上のポニョ 宮崎 駿 徳間書店
2 夢をかなえるゾウ 水野敬也 飛鳥新社
3 B型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
4 ホームレス中学生 田村 裕 ワニブックス
5 O型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
6 A型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
7 女性の品格 坂東眞理子 PHP研究所
8 AB型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
9 親の品格 坂東眞理子 PHP研究所
10 新・人間革命18・19 池田大作 聖教新聞社
11 脳を活かす勉強法 茂木健一郎 PHP研究所
12 流星の絆 東野圭吾 講談社
13 おひとりさまの老後 上野千鶴子
14 余命1ヶ月の花嫁 TBS「イブニング・ファイブ」 マガジンハウス
15 悩む力 姜 尚中 集英社
16 ヘキサゴンドリル1・2・3 扶桑社
17 1分骨盤ダイエット 大庭史榔 三笠書房
18 おつまみ横丁 瀬尾幸子 池田書店
19 生命の法 大川隆法 幸福の科学出版
20 徳間アニメ絵本 崖の上のポニョ 宮崎 駿 徳間書店
本の流通で両社合わせて8割というトーハンと日販の2008年度(2007.12~2008.11)のベストセラーランキング
が発表された。(上記は日販のランキング)
が発表された。(上記は日販のランキング)
「ハリー・ポッター」「ホームレス中学生」「ヘキサゴン」「血液型」というようなおなじみの流行モノが並ぶなかに、「人間革命」と「生命の法」のふたつの宗教本が入っている。じつは「人間革命」「大川隆法本」は毎年ベストセラーに並ぶ常連だ。
とくに「人間革命」は累計4000万部以上という大ベストセラーだが、書評をみたこともないし話題になったこともない。まあ、創価学会の歴史の小説化という内容なので一部のひとにしか興味をもたれないのは仕方がないのかもしれない。
このランキングを分けてみると、
*小説:「ハリー・ポッター」「流星の絆」
*TV映画派生本:「ホームレス小学生」「ヘキサゴン」「崖の上のポニョ」「余命1ヶ月の花嫁」
*宗教本:「人間革命」「生命の法」
*エッセイ:「品格本」「悩む力」
*実用書:「夢をかなえるゾウ」「血液型」「脳を活かす勉強法」「おひとりさまの老後」「骨盤ダイエット」「おつまみ横丁」
*小説:「ハリー・ポッター」「流星の絆」
*TV映画派生本:「ホームレス小学生」「ヘキサゴン」「崖の上のポニョ」「余命1ヶ月の花嫁」
*宗教本:「人間革命」「生命の法」
*エッセイ:「品格本」「悩む力」
*実用書:「夢をかなえるゾウ」「血液型」「脳を活かす勉強法」「おひとりさまの老後」「骨盤ダイエット」「おつまみ横丁」
となる。実はこのリストの本、一冊も読んでない。今後、読む可能性があるのは「ハリー・ポッター」と「流星の絆」くらいだろうか。
Yahoo!ブログのおすすめブログ的なところに「本好きな管理人さん」という紹介で行ってみると、実用書や生き方エッセイをたくさん読んでいるひとがいる。しかし、実用書や生き方本を「読書」の範疇にいれるのはどうなのかと思う。料理レシピや参考書をいくら読んでも「読書」といわないのと同じ、と言ってもわかるひとにはわかるしわからないひとにはわからないだろう(当たり前か)。
アマンド閉店 |

「六本木の待合わせ場所」として古くから知られていたアマンドが入居していたビルの建替えのため閉店、移転した。アマンドは昭和39年に開店、他の六本木のランドマークが変遷するなか地の利を活かしてその位置を保ち続けた。
といってもアマンドは地の利だけが有名で、菓子屋としてはリングシュー(輪状のシュークリーム)の店という印象しかない。ともあれ、誠志堂書店、ハンバーガーイン、アマンドが無くなり「古きよき六本木」も終わりを告げたとみてもよいだろう。
六本木は戦前は歩兵一連隊(現国立新美術館)、三連隊(現東京ミッドタウン)の所在地であり、「兵隊の町」として知られた。戦後はこうした軍事施設を米軍が接収、占領軍向けの店もできる。昭和30年代には銀座のアフターの場として発展。テレビ局の開局もあり、「遊びの町」の基盤がつくられる。
六本木は「盛り場」というイメージの割には範囲が狭い。それは外苑東通りも六本木通りも表側にしか商店がなく、大通りに面していないところはほとんど住居地域だったということに起因する。それが証拠につい最近まで交差点のそばに古書店が二軒ほどあったし、いまのみずほ銀行六本木支店が入っているビルは建替えの前はレコード屋だった(WAVEができるずっと以前)。
1950年代まではこうしたお屋敷町の住民や一部の遊び人が六本木の「大人の遊び場」のイメージをつくっていた。1960年代以降、地下鉄の開業もあり、1970~80年代のディスコブーム、バブル期を経て六本木は一挙に「夜の町」へと変わる。21世紀には六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、大江戸線、南北線の開業もあり「観光地」に成り下がり日曜祭日でも賑やかになってしまった。
ちなみに六本木の地名のもとであろう「六本の木」は昔から所在が不明で、「麻布育ちで気(木)が知れない」というシャレにもなっている。
行列のできる洋服屋 |

というわけでひとりで飲食店に入れないのだが、んで、もうひとつ苦手なのが行列。であるからして、並んでまでラーメンを食べたいとは絶対に思わない。誰かと一緒なら5~10分までは我慢して並ぶ。
しかし、多くの日本人は並ぶのがお好きなようだ。上は上野で開催していたのフェルメール展、入場まで20分待ちというから入場しても「絵を鑑賞する」という雰囲気ではないはずだ。
んで、並んでまでフェルメールをご覧になるという紳士淑女は美術愛好家なのだろうか。全員がそうでないとは言わないが、多くの皆さんは違うだろう。なぜなら、周辺の美術館・博物館の通常展は閑古
鳥がお鳴きだからである。
鳥がお鳴きだからである。
西洋画がお好きなら、年に何回か国立西洋美術館やブリヂストン美術館にお運び(展示物は常時架け替えがある)であると思うのだが、通常展は深沈寂寞として音さらに無しということが多い。しかし、これは洋の東西を問わないのかもしらん。フェルメールを2~3ヶお持ちの米国ナショナルギャラリーも平日訪れた際は閑散としていた。

こちらは原宿H&Mの開店をお待ちの老若男女。通るついでに皆さんのお洋服を拝見したが、おされなひとは見受けられなかった(ま、すげ~ダサくもないのかもしれんけど)。フェルメール展に並ぶのもラーメン屋に並ぶのもヤだけど理解はできる。しかし、「洋服屋に並ぶ」のはまつたく理解できない。「限定商品」が買えたり貰ったりできるといわれても同様である。
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こちらは原宿H&Mの開店をお待ちの老若男女。通るついでに皆さんのお洋服を拝見したが、おされなひとは見受けられなかった(ま、すげ~ダサくもないのかもしれんけど)。フェルメール展に並ぶのもラーメン屋に並ぶのもヤだけど理解はできる。しかし、「洋服屋に並ぶ」のはまつたく理解できない。「限定商品」が買えたり貰ったりできるといわれても同様である。