ポツポツと思うこと。
世の中が不況だ。
日を追う毎に、ヒタヒタと不況の足音が聞こえてくる気がする。
厳しい事言う様だけど、内定取消や派遣切りなどで
企業の社会的責任が問われている。
厳しいようだけど、現実として受け止めないといけないと思ってる。
私も本社が倒産という経験がある。
当時ペーペーだった私には、直前まで何も知らされてなかった。
でも出勤時に、社内に漂うなんとも言えない空気に
何か飛んでもない事が起きようとしているのは、すぐにわかった。
結局、私は会社都合で退職した。
あれほど悔しくて、屈辱的な経験はなかった。
最後の夜、朝まで会社の人と町をウロウロしていた。
朝焼けの中、帰りの電車で涙した。
数カ月の間、立ち直れずに引きこもりの様な生活を送っていた。
生気の無い自分の顔を見たときに、「これじゃ駄目だ」と気がつくころ
時計は、あの日から5ヵ月も経過していた。
浪費し続けた時間を取り戻す為に
実家を出て単身、見知らぬ街へ渡った。
一から出直すために。
それから死に物狂いで働いた。
劣悪な環境化、必死で食らいついた。
5ヵ月もブランクがあったんだ。仕事を選んでる余裕などなかった。
ろくに睡眠もとれない熾烈な環境下だったけど
自分の仕事に手応えを感じるようになってきた。
耐え続けた後、手に入れた自信。
新たな挑戦を夢みて今の会社へ転職した。
が、状況は変わらず。外資系企業という事も手伝って
文化のギャップに驚かされる。
気がつけば、また熾烈な環境下へ逆戻り。
食らいついても食らいついても
好転しない事態に、手に入れた自信はどこへやら。
ただ、負けたくない。それだけが自分を支えてた様に思う。
突然、経営陣が業績不振で退陣する。
会社の経営経験など微塵も無い私が後任に任命される。
経営状況は、すでに背水の陣。与えられた部下はたったの2人。
精鋭でなければならないスタッフ達は、社会人経験無し。
でも志は高かった。
結果はどうなろうと、自分を試せる初めてのチャンスだ。
これで駄目なら、もう次は無いと心に刻んだ。
そこから最初の1年間は、人生で最も疲れた1年間だった。
スタッフの心が折れないよう気を使わなければならなかった。
1人でも減ったら、会社は一貫の終わりだ。
社内のフォローと対外的な対応に日中は終始した。
自分の仕事は、みんなが帰ったあと深夜まで続いた。
平日は会社で泊まり。当たり前だった。
負けたくない気持ちが支えていた。
気がつけば、あっという間に2年と半年が過ぎた。
気がつけば、スタッフは2倍以上の8人に。
気がつけば、業績も躍進していた。
気がつけば、周囲からの哀れみの視線はなくなっていた。
会社はまだまだ小さい。
でも志は高まる一方だ。
私は、この経験をして本当によかったと思う。
最初の退職がなければ、今の自分は絶対いなかった。
だから頑張って欲しい。
今の状況を景気のせいにしてはいけないと思う。
選ばなければ仕事なんて、いくらでもある。
ここを乗り越えたら、いつか必ずチャンスが来る。