例えば、「病院に行く人は病気を患っている」ということについて
「病院に行く」
という事象と
「病気を患う」
という二つの事象が絡んでいるのがわかると思います。
この場合、この二つの事象に相関関係を認めることはできますが、因果関係の方は少し注意が必要です。
「病気になっているから病院に行っている」と理解するのが正しいのに「病院に行っているから病気になっている」と理解しては、間違った解釈をしています。
相関関係の方は比較的簡単に見つけられますが、因果関係を正確に捉えるのは一筋縄には行きません。受け取る側の理解力が必要になります。
そんなの言われなくてもわかってるよ!!
と思うかもしれませんが、意外と騙されている場合もあるかもしれませんよ。
特に「このサプリメントを飲んだ人のうち60%が効果を実感しています!!」みたいな広告はその典型です。
「サプリメント」と「効果の実感」の相関関係はあるのかもしれないですが、本当にサプリメントが効果の実感を引き起こしてるかはわからないのです。
正確な因果関係をつかむには「サプリメントを使用していない人のうち何%が効果を実感しているか」というデータが必要です。
この二つのデータを比較して、数字に差があれば因果関係を認めることができますが、因果関係が無いのなら単なる誇大広告です。
数字を見せられると「そうなのか!」と納得してしまいがちですが、納得する前にもう一度注意を払う必要があります。