おお、水を入れて大容量の発電ができるマグネシウム電池か。非常時には凄く有用になると思います。発売の思想は、会社がいわきにもあり、何が一番必要だったか、からきたそうです。自分も電気がなくて困りました。一番困ったのは、水でしたが・・。後は避難時のGS周りの渋滞・・。
価格は1万円ほどを想定しているようですね。長期保存が可能とありますが、どこまで保つのか。1年ぐらい保つなら、持っておいていい気がします。負極Mgなので、まあ、Liや少なくともNa金属よりは不動態も形成するので安全性もあるかと思いますし(自分は古河電池や凸版の回し者ではないです)。
Liイオン電池系統だと、水だと電位窓が狭すぎて電圧稼げるんだろうかと思っていましたが、電池構成を見ると、原理的には、燃料電池でしょうか。
う~ん・・上とは全く異なりますが、小保方氏のSTAP細胞の再検討はやはり全然ですね・。最初に出たときは、マジに!?と、論文の原文を読んでみたんですが、何か根拠がはっきりしないなあ、と感じはしたものの生物系の論文はこういうのが多いしなあ、とも思ったのでもやもやした気持ちだったのを覚えています。これぐらいのpHだったら、他の細胞も何らかのすっぱいもの食べた時に初期化されちゃうんじゃないの?とか、マウス胎児のリンパ球を使うことに意味があるのか、とか、それじゃあ、あまり有用性が低くなってしまうなあとか、何らかの万能性を持った細胞が残っちゃっただけじゃないの、とか、それなら分化し終わった細胞の方がストレス耐性強そうだから残りそうだしなあ、とか、色々疑問は尽きなかったんですが・・(まだかなり黒い灰色とは言え)捏造とは・・。
生物学系統の実験は、結構、環境等に左右されやすくて、再現性が取りにくく、捏造しやすい土壌はあるんですよね。生物学系統の実験(特に分子生物学とか)は、キットも優秀なのが多くて、基本的なものは、あまり知識がなくても出来てしまう上に、色んな分野から人が入りやすくて、競争も激しく、業績を焦りやすいという社会的環境もありますし。
このことを考える上で、今の(少なくとも日本の)生物学教育に問題があると思います。自分は大学の学部教育等々を終えて、少し経つので、今はどうなっているのかわからない処もあるのですが、生物学系統の学科に入る人達は、高校物理すらも選択していないことも多く、大学教育でも、それらを避けて(それ処か、基礎数学、化学すらも)専門に突入してしまいます(勿論、人にもよるでしょうし、大学にもよるでしょうが、少なくとも私の知る周りでは)。
ただ、生物学系統の専門って、(電気生理や生化学は別にして)それで出来ちゃうんですよね、暗記に近いので。複製周りの遺伝子やタンパク質の働きとか。ちなみに電気生理の専門の時は、バリバリに電気化学の数式等々が出て、沈没する人が多々いました・。実験も、上記に書いたように基礎的な実験はキットとかが優秀でできてしまいますし(解剖とか、動物実験は、手先の器用さが出てくるので別ですが、あまり学問的な実験、とは言えないですかね)。
こんな感じで、理系なら最低限身につけているであろう基礎知識(化学なら電子移動による化学反応とか、物理なら熱力学とか)がないまま出ちゃうんですよね・。一時、これらのことが問題になってピペド何て言う言葉が流行ってたような気がしますが(今もでしょうか?)。
数年前の「化学」か何かの雑誌のコラムにあった気がしますが、ドクターも圧倒的に生物系が多いですよね。機械系が少なかったです。幾つか理由はあると思いますが、1)生物学ブームで一気に関連の学部や院をもつ大学が増えた、2)正直、受験科目の中ではやりやすく、入りやすい(自分は物理・化学でしたが、入ってから困るかなと高校生物を受験後にやりましたが、十分間に合いました。逆に言うと、差はつきにくいかも?)、3)上でも上げましたが、他の専門からも入ってきやすい(寧ろ、物理学や、化学などの武器を持って)、4)企業で研究するにはお金が掛かりすぎて、尚且つ結果が伴わないことも多いので、雇用されにくい(なので博士に進まざるを得なくなる。実際、後輩にいました)。
一時、受験で、生物系の学科の倍率がどこも高くなった時がありましたが、iPS効果で同じ現象が起きているかな、と思いましたが、そんなことはないみたいですね。最近はすぐに情報を仕入れれますからね。
iPSも効果のある遺伝子を(ある程度は選定したとはいえ)多数から絞り込むまでに、どれだけの学生が沈没していったのかな、とちょっと素直でない自分は考えてしまいます。
どうすれば良いのか、ですが、この辺りはアメリカの方が優れているなあ、と思わざるを得ません。あちらは、学部(にあたる)時は、大体、基礎理系(だけでなく哲学とかも)をやってから、院で決めますよね。なので、日米で同じ生物学研究者で比べた場合、基礎的素養を持ってる分、差をつけられてますね。ちなみにDNA2重螺旋を発見したワトソン氏(映画等々見ると、何を貢献したんだ?と疑問には思いますが)もしっかり数学を修めていますし、クリック氏は物理化学者です。クリック氏は螺旋以降もそれなりに論文を発表されてますが、ワトソン氏の方はめっきりですね(露出は多いですが)。
抗体の組み換えでノーベル賞を取った利根川氏も京大の化学科出身ですね。
そもそも、分子生物学を興したと言われるシュレーディンガーが量子物理学者なのに、なぜこんなことになってしまったのか、残念です。