双子のパラドックス 


双子の兄が光速に近い速さの宇宙船で、宇宙へ旅をします。兄が地球に帰ってくると弟は、はるか昔に他界していたしていた。

こんなおはなし知っていますか?このおはなしは、何にもしていない弟が兄より歳をとっているということが疑問です。実は、兄が宇宙へ行ったことが原因で、速さが光速に近づくことで、時間がゆっくりと進みます。つまり兄は、地球にいる弟より歳をとるのが遅いということになります。これは、特殊相対性理論といい重力が強くなるほど時間がゆっくりと進むという理論が一般相対性理論といいます。


特殊相対性理論からじゃあ光の速さで、宇宙へ行ったら時間が止まるから歳をとらないじゃんと思うかもしれませんが、これは

 ( 質量=静止質量  ÷√(1-v2/2))

という式なのです。物体の速度が光速に近づくと 、分母の√(1ーv2c2)は、限りなくゼロに近づきます。光速に近づくにつれて重くなって加速ができなくなります。その結果 (質量が無限大に向かってしまう)


そしてこれのどこがパラドックスなのかです。 光速に近い速さの宇宙船で宇宙へ行ったので、宇宙船の中では時間がゆっくりと流れて、弟より歳をとらなかったといいますが、出発したとき兄から見れば弟は、高速で離れて言ってるようにも見えます。なので、動いているのは地球?宇宙船?というのが出てきます。それがパラドックスと呼ばれる理由です。

これを知ったときに宇宙ってふしぎだなとおもいました。これで、宇宙が好きになってくれたらうれしいです。

見てくれてありがとうございました。