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サイエンスアカデミー公式ブログ サイア人の教室日記

サイエンスアカデミーのスタッフ「サイア人」による教室日記です!!

こんにちは
サイエンスアカデミーの小酒井です。

もうすぐ期末テストですね。
このテストで良い結果を出して、気持ちよく夏休みを迎えてほしいものです。

前回の記事で、答え合わせのやり方について説明しました。
今日は、「知識の整理」について話したいと思います。
具体例を挙げて説明しますので、期末テスト対策に活かしてみてください。


中間テスト対策中に、矢田中3年のある生徒が次のような間違いをしていました。

【理科】次の文章の①にあてはまる語句を答えよ。
  一定の速さで進む車は、エンジンの(前に進む)力と摩擦力が( ① )。

   生徒の誤答:等しい   正しい答え:つりあっている

「等しい」と「つりあっている」は同じように見えますが全く意味が違います。
私は、本番のテストで間違えないように、

 等しい     =エンジンの力と摩擦力は、大きさ・向き、いずれも同じ
 つりあっている=エンジンの力と摩擦力の大きさは同じで、向きは逆

と説明して、ノートにまとめさせておきました。

このように要点を整理し、形として残しておくと、本番でミスをする可能性はかなり小さくなります。


続いて、社会の問題を例にして説明します。
振甫中2年生の中間テスト対策での内容です。

【社会】
 ①法華経の信仰による国の安定を説いた僧は誰か。
 ②座禅を修業に取り入れた教えを何というか。

  答え:①日蓮 ②禅宗

仏教に関する基本的な問題です。
ある生徒に出題したところ、これができていませんでした。
そこで、次のようにまとめて整理しておくとよう指示しました。
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 【法然】
  浄土宗:南無阿弥陀仏と念仏を唱えれば救われると説く
 【親鸞】
  浄土真宗:迷いが多く仏にすがる気持ちの強い人こそが救われると説く
 【日蓮】
  日蓮宗(法華宗):南無妙法蓮華経と唱えればこの世で救われると説く
 【一遍】
  時宗:念仏の大切さを説いて、一生各地を歩いて布教
 【栄西・道元】
  禅宗:座禅によって悟りを開く
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ポイントは、問題の答え以外のこともまとめておくということです。

この手の仏教の問題は、定期試験でよく出題されます。
(実際に、振甫中でも出題されました)
ただし、全く同じ形式で出題されることはまずありません。。

本番のテストで仏教のことを問われる場合、先ほどの①②以外のことも知っておかないと正解できない可能性が高いのです。
よって、仏教について総合的なまとめをしておくことが必要なのです。

ワークなどの問題を解くという行為は、必要な知識を覚えたか、自分の理解は間違っていないか、を確認する作業であって、勉強ではありません。
問題を解いた後、何かを覚える・理解することこそが勉強なのです。

テスト前、ワークが終わってしまえば、「宿題終わった!」と、一安心してしまいがちです。
それだけで終わってしまっては、学力は変わらないのです。
一通りのことを終えた後、面倒くさがらずに自分の弱点に向き合えた人のみが、本番で良い結果を得ることができます。
このことを忘れることなく、期末テストに臨んでほしいと思っています。


それでは^^

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こんにちは
サイエンスアカデミーの小酒井です。

学校のワークをやる場合、みなさんはどれくらい問題を解いてから答え合わせをしていますか?
(保護者の方は、ぜひお子様に聞いてみてください)
この質問を中学生にしてみると、様々な答えが返ってきます。

「1ページやるごとに答え合わせをしている」
「基本問題→発展問題と、問題のレベルが変わるタイミングでする」
「全部終わってから最後にする」
 ・
 ・
 ・

答え合わせの最適な頻度は、生徒の学力によって多少異なりまが、
原則として、答え合わせはこまめにしたほうが学習効果が上がります。

特に、数学を苦手としている生徒の場合、
大問が1つ終わるごとに答え合わせをすべきです。
(私の授業では、このように指導しています)

何故でしょうか?
中学生に聞いてみるとたいてい、

「間違えたことにすぐ気付けるから」

という答えが返ってきます。

その通りです。
そして、気付いた後、どうするかが非常に大切です。

間違えたことに気付いたら、原因を調べて修正しなくてはなりません。
そうしなければ、同じ間違いを繰り返します。

少々長くなりますが、具体例を挙げて説明します。

学校指定のワーク、問題集といったものは、大切なことがらが一つずつ身に着くように、問題番号を分けています。
数学(正の数と負の数)を例に説明すると、

大問1…正の数と正の数の足し算
大問2…負の数と負の数の足し算
大問3…正の数と負の数の足し算
大問4…正の数と負の数の足し算(分数と小数を含む問題)
大問5…正の数と負の数の引き算
大問6…正の数と負の数の足し算+引き算
大問7…正の数と負の数の足し算+引き算(分数と小数を含む問題)

のように問題番号が分かれています。

答え合わせをした結果、
大問2まではできていて、大問3でミスが増えるという生徒がいたとします。
この生徒は、正の数と負の数が同時に出てくる問題が苦手ということになります。

そして大問3以降は、全て正の数と負の数が同時に出てきます。

大問を1つ終えるごとに答え合わせをしていれば、大問3を終えた時点で
自分の弱点に気が付き、その弱点を修正できたかどうか、
大問4以降で毎回チェックすることができます。

一方、全問解くまで答え合わせをしなかった場合、
自分の弱点に気がつかないため、修正もできず、同じ間違いをし続けます。
弱点を修正するチャンスを全て棒に振ってしまう結果となります。

問題を解くこと自体は勉強ではなく、知識の確認をしているに過ぎません。
問題を解くことにより、弱点に気付き、それを修正することが勉強です。

こまめに答え合わせをするということは、弱点に気付き、それを修正するチャンスが増えることです。
同じ量の問題を解くにしても、答え合わせを最後にしかやらない生徒に比べ学習効果をずっと高めることができます。

答え合わせをこまめにやらない原因は、「面倒だから」なのでしょう。
最後にまとめてやったほうが、速く済ませることができますから。
でもこれって、本末転倒なんです。
問題を解く目的は、“済ませること”ではありませんからね。

以上、答え合わせをこまめにすることの大切さを説明しました。
これは、気をつければ誰にでもできることです(そして大切なことです)。
こまめにやっていない人は、今すぐにやり方を変えてみてください。


それでは^^

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こんにちは
サイエンスアカデミーの小酒井です。

大学受験において、夏休みまでは“基礎を固める”期間です。
多くの受験生は基礎が大切だと言って勉強をします。
受験情報誌の“卒業生の声”を読んでみてもそんなことが書いてあります。

基礎が大切であることに異論はありません。
ただ、考えてほしいのです。
“基礎”っていったい何でしょうか?

数学における“基礎”を“例題に則って(公式を使って)計算ができること”だとしてみましょう。
“基礎”をこのように考えた場合、2次関数を例にすると、

 ①平行・対称移動
 ②平方完成
 ③因数分解
 ④判別式の計算

が基礎になります。
これらの計算ができれば、

 1.平行移動の条件から関数を決定
 2.平方完成してグラフを描くことにより、グラフの最大値・最小値を求める
 3.y=0とおいて因数分解することにより、2次関数とx軸との交点を求める
 4.判別式を使って2次関数とx軸との交点の数を求める

といったことができるようになります。
これらができるのであれば、公式を使った計算の意味を把握できているといえるでしょう。

ここまでのことができていれば、原理的には入試問題に挑戦することができます。
そういう意味では、1.~4.を受験数学の“基礎”と考えることもできます。

しかし、そう簡単に入試問題が解けたりはしません。
特殊な条件を加えることによって、問題を難しくしてあるからです。
センスのいい人は、見ただけでわかることもありますが、なかなかそうはいきません。
そこで、どんな条件がよくつくのか、典型的な問題の演習をするのです。
よくあるパターンとして、

 A.与えられた式に文字が含まれている
 B.変数が2つ以上ある
 C.絶対値が含まれている
 D.他分野との融合問題になっている

といった問題があり、チャート式数学のような参考書に基本例題として載っています。
そういう意味では、チャート式数学の基本例題レベルの問題を“基礎”と考えることもできます。

基礎を3つのレベルに分けて説明をしました。
あなたの学力はどのレベルでしょうか?
(問題の難易度は、①~④ → 1.~4.→ A.~D.の順で高くなっています)

参考書・問題集で勉強するとき、注意して下さい。
たいていの場合、この3つのレベルを全て“基礎”としています。

“基礎”が修了すれば、いよいよ入試問題を使った実戦演習です。
この実戦演習まで修了すれば、志望校合格は目前であるといっていいでしょう。

実戦演習まで含めると、受験勉強は4レベルに分かれます。
一般的に、そのうち3つの段階は“基礎”と呼ばれています。




“基礎”という分類、ちょっと粗いと思いませんか?

基礎という言葉に惑わされてはいけません。
公式を使った計算ができるだけなのか、公式を使った計算の意味まで把握できているのか、典型的パターンの入試問題が解けるのか、どこまでできているのかを正しく把握して下さい。

“基礎”とは、ある物事を成り立たせるための大本の部分のことをいいます。
一つ上の段階へ登るとき、今自分のいる場所が基礎となるのです。
最後の段階に登るまで、その一つ手前の段階は全て基礎になります。
よって、受験勉強は基礎の繰り返しといえます。

基礎が大切、当たり前です。
当たり前すぎて意味のない言葉なのです。

こういったことを理解せず、「基礎が大切」という言葉を妄信し、参考書に“基礎(基本)”と書いてある問題をひたすらやり続ける。
こういう人は、何が大切なのか全く見えていないのです。

受験勉強の失敗パターンです。

今の時期は、まだ時間に余裕があります。
余裕があるからこそ、間違ったこと・無駄なことをしてしまいがちです。
基礎を妄信する生徒はまさにそうです。

受験勉強は戦略が大切です。
戦略的な勉強を可能にするのは正しい分析です。

今、あなたは、どこまで基礎ができていますか?
思考停止に陥ることなく、この時期に、しっかり考えて下さい。


それでは^^

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