彼の夢を見ました。
実は死んでいなくて
彼が帰ってくる夢。
この夢
何回目だろう。
目が覚めた時の
絶望感
何回目だろう。
もう骨になってしまったから
もう声も聞けない。
もう触れない。
分かっているのに。
どうしても信じられない。
何度も
夢を見たあとに
現実を思い知らされてるのに
どうしても信じられない。
ねえ
どっかで生きてるんだよね?
あの日
寝てただけだよね?
冷たかったのは
外が寒かったせいだよね?
私のことが嫌になって
出て行っただけだよね?
気が済んだら
帰ってくるんだよね?
絶対うそだよ。
死ぬわけないもん。
大事なもの
いっぱいあるのに
死ぬわけないって。
そんな大それたこと
できる人ちゃうって。
こんなの おかしい。
絶対おかしい。
なんでこんなことになるん。
なんで死んじゃうん。
無理
ほんまに無理
こんなん受け入れられへん。
もうほんま
お願いやから
お願いやから帰ってきて。
なんでもするから
私の命あげるから。
なにもかも
全部
もうなにもいらないから。