病気

心臓の外壁を取ってくる検査。朝から。

朝、看護師から「今日はご家族の方来ますか?」と聞かれる。
え?これそんな重いやつなの?笑
来る予定は無いと返事。

で、さあ、いざ検査に行くぞってときにも「今日はご家族(中略)」
え?だからそんなに重いやつなの?笑

検査室に入るときにも「(中略)」
いやいやだからそんなに重い(中略)

先生は「麻酔かけて首から管入れるだけですよ~」みたいな感じだったが、
こうやって脅されると怖くなる。

検査室の中は主治医の方と何人かの助手的な人。
ベッドに寝かされ、顔や体にシートをあてられ、首元に麻酔を打たれる。
ちょっとまだ痛くて、手をバタバタさせてると、麻酔をさらに追加された。

すると男性の看護師?医者の卵?何かの処置の人?がシートをのぞき込んでくれて、
「痛みは人それぞれなので、我慢しなくていいですよ~」と笑顔で言ってくれた。
ありがたい。言い方も優しくてすごく安心する。

処置が進む。
しばらくはあまり感覚がなかったが、心臓に器具があたったときにものすごく変な感じがした。
触られているときだけ心臓がバクバクする。痛くは無いが、あまり気持ちのいいものではない。

たぶん3か所くらい外壁を取られたのかな?
外壁を剥がすときに、主治医の先生が「そこ!そこ!OK!!」みたいな軽い感じで
指示を出していたのがちょっとおもしろかった。若い先生なんですよね~。

処置されている間も、最初と同じ男の人が「大丈夫ですか?」とか
「もうすぐ終わりますからね~」とかずっと話しかけてくれる。優しい。

感覚的に30分くらい?で終了。
ベッドから起きる前に、「外壁見せてもらえませんか?」と聞くと、
小さな容器に入った肉片を見せてもらった。
ほんとに指のささくれくらい。小さなもの。
なんだか自分の子供が産まれたような感じがした笑 男だけど。
がんばって検査されるんだよ~。

帰り際、主治医から「症状的にサルコイドーシスかもしれなくて、
サルコイドーシスだった場合は目や肺にも影響があるから、ちょっと診察を入れました」とのお言葉。
そのまま呼吸器科と眼科を受診。

結果から言えば、どちらもサルコイドーシスの疑いはなかった。
ただ、何の縁か、呼吸器科の先生は僕の祖父(故)を見てくれていた人で、
眼科の先生はなんと同じマンションに住んでいる人で面識があった笑
世間は狭いですね~。

部屋に戻り、メシを食べ終わると、薬剤師の方が来た。
飲んでいる薬4種類のあらためての説明。
不整脈で最強?の薬をもらっているらしい。
あとは心臓保護のためのめちゃ強い薬。
よくわからなかったが、強い方が安心なので問題ない。

また、技師の方が来て、ライフベストなるものを受け取った。
これは常に体に着用するもので、普段の心電図を取るだけでなく、
また心室頻拍が起きた時にショックを与えて復活させる、着るAEDみたいなものらしい。
家に通信機を置いて、それを通じて病院へデータ(心電図とかショックが作動したか)を送るらしい。
これで年度末くらいまで様子を見て、その後、ICDを植え込むことを考えましょうとのこと。
どうやらICDを植え込むか、S-ICDを植え込むか、今の情報では判断が難しいようだ。

ライフベストはこんなの

けっこうわずらわしそうな感じ。
ベストはまだいいが、機械を常に持っておくのが嫌だな。

そんなこんなで、夜になり、いよいよ明日退院という状況。
まだ怖くて仕方ない。また動悸が起きたらと思うと。

落ち着かず、共用スペースでぼーっとしていると、たまたま主治医が通りかかった。
不安を伝えた。退院して大丈夫かと。

今回、突然のことで驚いたと思うが、
薬のおかげで、動悸は頻度も強さもかなり抑えられている。
今までが、知らないだけで、本当に危険な状態だった。
ライフベストはお守りみたいな感じで着てくれればと思う。
1人で行動しても大丈夫。慣れてくれば旅行も大丈夫。
日常生活に戻れば、けっこう落ち着いてくると思う。
次の通院では、意外とけろっとした顔になってるんじゃないかと思う。


すごく安心した。涙が止まらなかった。
もうあんなに苦しい思いをすることは(めったに)ないんだと。
部屋に戻っても涙が止まらなかった。
夕飯の時間になっても涙がとまらなかった。
周りに泣いていることがばれないよう、ずっとタオルを口に当てていた。

その日はいつもより眠れたと思う。