ども、すずきんデス。
アメリカでコロナ禍真っ只中に見つけたシュワちゃん(神経鞘腫=Schwannoma=シュワノーマ略してシュワちゃん)。
手術が無事終わり、約10日間入院生活しました。
その時にお世話になった方々が面白すぎたので、ひとりずつご紹介していきたいと思います。
准看護師:わっつあっぷヘンリー
この前ご紹介したインド出身すむーずインドさららとチームを組んで現れたのが、わっつあっぷヘンリー。
若ぁーいお兄ちゃん准看護師さん。
最近若ぁーい男の子を見ると、我が子達(ティーンエイジャーの男の子ふたり)を想い「うちの子もこんな風に世に出て働くんだな」とつい親目線になっちまうすずきん。
わっつあっぷヘンリーとは2〜3回しか会話しませんでしたが、印象的だったのでご紹介します。
1度めは前回書いたんですが、看護師すむーずインドさららがIV(静脈注射)に異常執着をして、准看護師であるヘンリーにまでもチェックさせにすずきんの部屋にやってきた時。
2度めの時が衝撃的でした。
(軽いノックの後、結構な勢いでドアがバーンッと開く)
わっつあっぷヘンリー:What’s up??(日本語で言えば「よぅ!」的な挨拶?)
すずきん:ぅは?、、、はろぉ、、、。
(実はヘンリーが本当に「What’s up?」と言ったか定かではありません。砕けた表現なので多分言ってないと思うんですが、、、そういうノリと言い回しだったのは確か)
とにかくすずきんはこの時、本を読んでいました。
シュワちゃんの手術をして三半規管のバランスがおかしくなって眩暈(めまい)だらけの日々だったのですが、一点を見つめることは大丈夫だったので、すずきんの大好きな読書は問題なく続けられていたんです♡
で、静かに読書するすずきんを見て、わっつあっぷヘンリーは酷く毒気を抜かれた顔をして、さっきの勢いは何処へやら?な感じで静かに近寄ってきました。
わっつあっぷヘンリー: This room is SO quiet. I thought you are complaining TV broken.
すずきん:I normally don’t watch TV. In fact, I even don’t have TV at home.
わっつあっぷヘンリー:Wow… is that right? Well, today all TVs are not working properly. Maybe the cable problem, or something. Everybody complains and calls me to fix it.
すずきん:You have to fix not only a human but also TV? How incredible…
わっつあっぷヘンリー: Ha-Ha. Right? By the way, I’ve never seen a single person who read a book here! Not Kindle… but a book! Wow, it looks very old fashion but very nice. I like your style.
、、、ありがと、ヘンリー。
オバチャン(すずきん)Kindleもダメなんだよ、、、仰せの通りオールドファッションなんだよ。
でもわっつあっぷヘンリー、何だか急に「大学以来、本なんて読んでないや。良いモンだね本持ってる人ってさ。俺も今度ちゃんと本を読むよウン」と反省とこれからの抱負をひとり語りしておる。
こーゆー若ぁーいお兄ちゃんを見るとなんか本当にキュンとする。息子みたいに思ってしまう〜。
がんばれ、わっつあっぷヘンリー。
**豆知識**
わっつあっぷヘンリーによると、本当に本当に全部の病室で皆んな時間も何も関係なくTV見まくってるらしい。
全室個室のアメリカだから成せる技だなぁと思うよね。
夜の1〜2時に「寝てた?起こしちゃった?」ってすむーずインドさららから言われた時には「当ったり前だぁ、何時だと思ってるの?」と思ったけど、もしかしたら他の病室は昼夜関係なく寝たりTV見たり、もっと自由に入院生活送ってるのかなぁ皆んな?と思った次第です。